パチンコリゼロを追加で大量導入した店はボッタ店、確定!!

katigumi-eye
さらば負け組の日々

3月10日付け

ちょうど半年前に、パチンコ「リゼロ鬼がかり」のレンタルプランに関するニュースが、我々末端の打ち手を巻き込みつつ、パチンコ業界を駆け巡りました。
(レンタル料金が)ひと月あたり約10万円+半年以上の契約期間の縛り有りという、そのあまりにも強気な設定に、業界が憤慨し、記憶している読者も多いと思います。

 参考動画「パチ屋の裏研修」

批判を受け、落としどころとして、レンタル期間(=縛り)を短縮することで、事なきを得た?と私は解釈していますが、 いづれにせよ、導入台数が少なく、騒ぎの割に、打ち手にはほとんど影響が無かったように思います。
もともとリゼロが無かったコード店のような零細の法人に、1~2台づつ入った、というような印象が強いことから、 思いの外、メーカーに邪悪な意図はなく、金銭的に抱き合わせに付き合えなかった弱小店に、お慈悲を、、、という側面が強かったのかなあと思うのです。(結果的にね。)

と、穏便に終息したかに見えたリゼロレンタルプラン事件ですが、この度、先日の入れ替えで再び脚光を浴びることになりました。
なんと、さらに再増産が行われたらしく、(増産分の)2000台が追加され、第二期的な立ち位置でレンタルプランの募集があったようです。

いや~、リゼロ、すごいね。
スペックとぽきゅん?だけで、これだけ稼働し続けるんだから。

と、素直に?褒められる人は、まだ人の心が残っている証拠。
今すぐ、パチンコをヤメて、故郷(くに)へ帰るんだな。

おそらく多くの読者はそうではなく、どーせダイトの事だから、またよからぬ、、、と感じていることでしょう。
そんな君たちは、都会風にさらされ、パチンコという毒牙に侵され、人格がダメになってしまったのです。
一日でも早く、人の心を取り戻すためにも、田舎へ移住することをおススメします。

この呼びかけにより、東京一極集中が是正され、農村や地方の空洞化に歯止めがかかり、日本が再び力を取り戻す第一歩となったのである。(完)

謎の流れになってしまいましたが、リゼロが2000台追加されたって話し。
まだ、速報しているサイトや記事、動画は少ないので、まだご存じない読者も多いのではないでしょうか?
僕も事前には知りませんでしたが、先日の「新台入れ替え」を告知する店からのラインやメール見て、つい先ほど、気づくことができました。

京都では、(3月6日の入れ替えで)河原町デマッセが大増台(19台)し、他では、二条駅前のサンラッキー、中立売ドーム、北白川オメガあたりが、1~2台?増台しています。

1~2台なら、系列店や低貸しからの移動かな?で話しは終わりなんですが、19台ともなると、異様ですよね。
なぜこのタイミングで19台もあのリゼロを?と思って調べたら、そうなんです、これが2000台の二期増産分だったんですね。
※私はこの流れで増産を知りました。

問題はここからで、この追加増産分の売り方というかレンタルの仕方がなかなか阿漕でしてね、 「Pリゼロ鬼がかりver.のレンタルプラン 増産されるも大都技研が指定した一部企業のみにしか案内されていないらしい」 との見出しで記事になっていました。

 参考サイト「パッスロタイム」 他ツイッター

要は体力のある大手に地域独占の誘惑をちらつかせ、ファン不在の札束が飛び交う、パワーゲームに誘い出すという算段でしょう。
まだ噂段階で確証(裏取り)は無いのですが、状況的にほぼ間違いありません。パッスロタイムというふざけた名前のサイトに載る賭博産業の流出文章の方が、総務大臣が認める行政文書より信頼度が高いという美しき国日本。

酷いと思う。大都も日本も民主党も。
乗っかる方も乗っかる方だけど、企図する方も方。
幸い?これに乗ったのは、洛中では河原町デマッセだけ。
良識のある他の(前述の)優良店は全店、お付き合いに留め、大都が望んだであろう大量導入を見送っています。
※文章の内容はおそらく真実ですが、メーカーの意図やパチ屋の野望については私の推測です。ここからは推測が合っていると仮定して筆を進めます。

私は、酷いという印象をまず持ちましたが、この状況を受けて、皆さん様々な印象なり、感想を持たれたことでしょう。
単純に阿漕な悪質メーカー死ね!!と感じるのか、自分だけ助かろうとする大手法人死ね!!と思うのか、、、逆に勝負に出たな、さすがアミューズは金があると前向きな印象を持ったのか、、、資本主義とはこういう世界と諦めをもって受け止めたのか、、、あるいは、エスパーハウスがまた無茶苦茶なことを言いだしたわ、、、等々

大事なのはここからです。
意図や経緯は別として、、、(いずれにせよ)
これで、河原町デマッセ(というかアミューズになったデマッセ)は、完全にパチンコで出す気が無いということを確信しました。(これが今日の本題)

昔話をするようで、恐縮ですが、、、
かつてはデマ店と言えど、リニューアルともなると、それなりにパチンコも開けたものですし、ミドルの海なんかは再プレー無制限の日に行けば、ボーダー+2~3くらいの台はあったものです。
台ごとにメリハリもついていましたし、普通に遊べました。要は、まともに釘調整してたと思うんですよ。(脱法行為である釘調整を「まともに」とはいったい、、、)
デマ信者にしてみれば、いつの話しだよっ!!と怒られそうですが、僕のデマッセパチンコへの印象は、去年の年末ごろまでは、ずっとこんな感じでした。

しかし、スロットが「儲からない」6号機主体になったことで、利益をパチンコに依存するようになって以降、パチンコは死にましたね。
これはデマ店に限ったことではないのですが、特にデマッセ系列は酷くなったと思います。詳しい人に話しを聞くと、もう2~3年、ずっとこんな感じだと言っていました。

スルーとワープと風車上とおまけポケットを入れ替え二日目に潰して、後は、ほったらかし。
かつては、ヘソの開け閉めがありましたが、最近はそれすら無し。
まだコード店の方が回ります。

無気力ゆえ、稼働も徐々に落ち、今では河原町店は「(パチンコの客が)飛んでる」という表現でも過言ではないと思います。
梅津デマッセ店も稼働があるのは、海と新台とエヴァだけで、平日はガラガラです。

こんな状況なので、デマッセの親会社、今井建設はデマッセの経営を諦め(パチンコに見切りをつけ)、アミューズへ売ったのだと思います。

で、アミューズはデマッセをどうしていくのか、、、と事態を注視していたのですが、前述の通り、今回で一定の結論が出ました。

出す気無し。
今後は出玉ではなく、新台や代理店イベントを主な集客手段にする。
すなわち、無気力ボッタ店となる。少なくともパチンコに限ってはそう断言できます。

なんでこんなことが言えるかと言うと、、、
パチンコリゼロのレンタル代はひと月約12万円です。1日あたり4000円。

~参考~パチ屋の平均の粗利
https://amusement-japan.co.jp/article/detail/10000722/
ちょっとデータは古いのですが、むしろコロナ前ということで、これぐらいの方が正確かもしれません。
このサイト(アミューズメントジャパン)によると、パチンコ1台あたりの平均粗利はだいたいだいたい2000円くらいだそうです。
都会の繁盛店や人気台だと3~5000円になるようですが、ガイアやクソイチクラスの超絶ボッタ店であっても、1台あたりの粗利はこの程度なんです。
※粗利には、光熱費や人件費等は含まれていません。1台2000円、500台設置の店では1日100万円の粗利があり、そこから各種経費を引いていった後、「利益(損失)」が出るのです。

粗利の平均額から考えると、いかに他より稼働する人気台と言えど、日に4000円というリゼロのレンタルプランがいかに割高というか無謀な価格設定だということがわかると思います。
ボーダーマイナス2くらいの調整でも、4000円のレンタル代がひかれるため、店は一切、実質的な粗利が取れないのです。
※大雑把に計算すると、1回転=約5000円の価値があるので、ボーダーから2回転マイナスすることで1万円粗利を取ることができる。 これはあくまでもフル稼働の場合の話しなので、実質の稼働率が30%だとすると、3000円ほどが粗利となる
ここに、ランニングコスト(光熱費、人件費)を踏まえると、ボーダーマイナス3でトントン。わずかながらの「利益」を出すにはボーダーマイナス4がリミットということになります。

千円あたり13回。(ゲラ)
これで、一般的な店ではようやく利益が出るか出ないかです。

まともに利益を出そうとするなら、12回。(ゲラ)
これ1000円あたり、250発あたりの回転数ですからね。

そんな台、誰が打つのだろう?
と思うけど、打つんだよね、、、回らん回らん、と言いながら打つ。ぽきゅんっ!が全て解決。
だから店は台を入れる。客が打つから、来るから、望むから。

もう一回言いますが、1000円15回の調整ですら、店は利益が出ません。赤字。大都社と電力会社だけが儲かります。

この構造の台を19台も入れるということの意味は、こういうことです。
最近のデマッセ、特に河原町店は、こういった雑なパワープレーとでも言いましょうか、無茶な新台入れ替えが大変目立ちます。
牙狼もゴジラも大海も、、、随分と景気の良いことで、、、

でも、これ、最終的には全部打ち手に返ってくるのよ?
果たしてそれでいいのか?その証拠に、全然っ回んねーじゃん!デマッセのパチンコ。

そりゃね、新台即通路みたいな台もあって、機械代すら回収できない機種が多い中、実績のあるリゼロはむしろ「安全策」だと考える人もいるかもしれない、、、
事前に、本命台である(文字通り)鳴り物入りで導入されたカラクリサーカスやシンフォギア3、牙狼ゴールドインパクトが壮大にコケることは予想しがたいです。
そういった台は結果的に(撤去までの)1日あたりの減価償却費が5000円近くになっているわけで、リゼロより悪質(?)だという理屈も成立します。
※1台40万円の台を80日後に撤去した場合。

その理屈は、合っていて、事実、リゼロ以上にカラクリサーカスは出ないでしょう、出せないでしょう、ノーチャンスです。10台も買って、全然、動かない、、、機械代どうやって回収しよう、、、これが店の本音。そんな台で出せる(釘が開く)わけないよね。(これはスロットも同じです)
むしろ、この理屈が理解できるならばこそ、リゼロが構造的に無理ゲーだということに気づいてほしいっ!

ついでに、店が「もう(新たに客がつくことは)ないな」と判断した「通路機種」は打ってはいけないことを、この機会に覚えて欲しい。
さらに言うと、海やジャグラーの使われ方がなぜ甘めなのか、なぜ定番機種は勝ちやすいのかも、理解して欲しい。

若干話しは逸れてしまいましたが、何が言いたいかと言うと、デマッセに限らず、リゼロを今回大増台した店には近寄ってはいけません。この一言に尽きます。

ガーシーが帰国しないのと一緒で、デマッセは出る雰囲気だけはありますが、出ません。出しません。勝てません。
河原町デマッセだけは絶対にやめとけ。
餌巻きの公約系イベントだけ行けばよろし。後はノーチャンスっ!

コメント

  1. とうもろこし より:

    この情報は知りませんでした。
    こちらの地域では増台の報せはないです。
    田舎のホールは大都も相手にしないんですかねw
    いや、ホール側が大都を相手にしていないのか。。?

    こちらではむしろリゼロの稼働は落ち着いてきて、40台導入店舗の土日でも空き台がポツポツある状況ですよ。
    地域によって稼働率に差はあるでしょうが、打ち手にもそろそろ飽きがきている印象を受けます。
    大都もリゼロで稼げるだけ稼ごうという腹なのか。
    これだけ見るとウィンウィンな関係を築こうという動きではないですよねぇ。。

    なんか、こういうドロドロした状況を変えていかないとパチ人口は減る一方な気がします。
    メーカーやホールが競い合うのは当然ですし、パチ業界に限らずこういうことは行われていますけど、
    パチ業界でのやり方はあからさま過ぎるというか…
    ギャンブルという性質上、エンドユーザー(打ち手)の信頼は大切ですからね。

    まぁ打ち手の一個人が何言っても変わらないことですが^^;
    すみません。長文で話しが逸れてしまいました、、、

    • esperhouseesperhouse より:

      40台!?

      京都市内(特に洛中)は中規模店舗しかないせいか、リゼロの設置は多いところでも10台。
      エヴァは10~20台ある店は多いですが、リゼロに限ってはどこも少ないのが現状です。
      こういった行き渡っていない地域に強く営業をかけているのかもしれませんね。

      スマパチの導入を機に、稼働が落ちると見て、今が潮時と判断しての、「押し売り」といった側面もありそう。

      パチ屋、メーカー、販社、打ち手、広告代理店(出版社)、K察は、一種の運命共同体であり、力関係のバランス感覚が何より大切。現状、メーカーは発言力と影響力を持ち過ぎており、結果としてパチンコ業界は加速度的な縮小を招いていると、僕も思います。
      代理店もすでに、店より立場が上になっているような気もしますし、ここいらでマルハンやキコーナあたりが、「一揆」を起こし、秩序をぶっ壊すべきなんじゃないかな~と思います。

      (台を)売ってください、(店を)宣伝してください。は、あまりにも不健全。
      Re:店は(メーカーの)客であり、(代理店の)広告主である。これの関係性をはっきりさせるところから始める、原点回帰経営。