設定5の狙い方

katigumi-eye
さらば負け組の日々

7月30日付け

店の台所事情が苦しいせいか、最近、設定6を使わず、設定5を多用してくる店が増えましたよね。
元祖設定5多投機種ともいえる番長3はいざ知らず、絆2のように、それ(設定5使ってることに)打ち手が気づくのかな?という機種ですら、 設定5を使う店もあるから、時代は変わったなあと思います。
確かに、設定6だと出ちゃうし、すぐに設定がばれちゃって、他(低設定)が稼働しなくなるから、入れにくいのはわかります。 かといって設定4だと、折からの割詐称もあって、まあ出ないですよね。 中には公表値の段階で102%って6枚交換だと理論上負けちゃうって機種もある始末だから、本当に難しい。
そこそこ出玉を見せられて、設定推測にも時間がかかって欲しい。これが店の本音でしょう。
そこで、設定5を使ってみるか、、、って流れなんだと思う。

ほどなく、6,2号機が出揃ってきて、また5号機のような設定不問の動きをする機種も出てくるかもしれないので、なんとも言えないのですが、 少なくとも今年いっぱいくらいは、この設定5のトレンドは続くんじゃないかと、僕は見ています。

ということで、今日は設定5特集。「設定5の狙い方」と題して、 設定5狙いの難しさと有効性に加え、基本的な攻め方について解説していこうと思います。

まずは、設定5を知ることから始めましょう。
機械割は概ね107%前後と、見返りはそれなりに高く、狙う価値は十分にある数値です。設定5はハッピーな設定です。
ただ、設定6と比べると、割が下がるのはもちろん、設定推測が難しくなるので、リスクは上がり、リターンは下がります。 例えば、「1/5で設定6」と「1/5で設定5」という条件は一見、 期待収支に差はそこまで無いように感じますが、設定推測が難しくなる分、最終的に得られる収支は半分(倍)くらいは違うと思います。 捨てるリスクも上がるしね。
110%(設定6)と108%(設定5)なら遜色ないよね!っていう認識で、今まで通りの設定6を探す感覚で打つと、ひどい目に合うことは必定。 設定4狙いもそうだけど、4か5を狙って負けが込んでる人は、この辺りの認識が甘いんだと思う。

では次。ここからは、設定5の特徴を具体的に解説していきます。
設定5は機種によって、大きく2つのタイプに分けられます。
一つは、「奇数設定の最高設定」という位置づけで、奇数設定にありがちな荒い挙動をする設定5。 初当たりは設定4より重い分、ラッシュの性能が優れており、引き次第では設定6以上のポテンシャルを秘めるタイプ。 これを絆タイプと呼ぶことにします。
もう一つは、「設定6の劣化版」という位置づけで、設定6のような動きをする設定5。 奇数設定のクセに、設定6なみの安定感を備えており、じわじわと出玉を増やしていくタイプ。 これをリゼロタイプと呼ぶことにします。

さて、この情報だけで、絆タイプとリゼロタイプ、どちらを狙えば勝ちやすいか、わかりますかね?

そう、もちろん、リゼロタイプですよね。
設定6のような挙動をするわけだから、いくら劣化版とはいえ、設定推測は比較的容易かつ、安定感が高い分、大きく負けるリスクが少ないからです。 当然、イベント時は、こういったわかりやすい機種を攻めるのが、セオリーとなるわけです。
あ、ここで絆タイプと答えた頓珍漢はスロットがどうのというより、頭が悪いので、いろいろと考えた方がいいよ。

設定5狙いをする上で、まず、大きな第一歩として、その店のメイン機種(=設定が入りやすい機種)の設定5の挙動を覚えることが重要です。
リゼロタイプなのか絆タイプなのかは最低限知っておきましょう。
メーカー公表値でいいので、ラッシュの初当たり確率に注目し、設定4よりも5の方が「重ければ」その機種は概ね、絆タイプと扱っていいでしょう。 逆に、段階的に設定6に近づくごとに軽くなっていくのは、リゼロタイプ。後は、打ってみて、調べてみて、でしょうかね。

一例
絆タイプ
バジリスク絆2、サラリーマン番長2、ヘイ鏡、番長3
リゼロタイプ
リゼロ、モンキーターン4、聖闘士星矢SP、北斗の拳(宿命、天昇)

さて、ここからが、一歩先行く応用編。
リゼロタイプは確かに、設定推測が容易で、大きく負けるリスクは少ないです。一発天井行けば、それで終わりだからね。
でも、店の状況によっては、リゼロより絆タイプの方が、打ち手有利に働くこともあるんですよ。

あなたのマイホ(?)、ベース設定(=多用される低設定)はいくつですか?
設定1?
ではなく、設定2じゃない?
絆もリゼロも鏡も北斗も、打つたびに設定2以上確定演出や終了画面出ない?出るよね!
6号機は設定1だけ別格に辛いとか、1だけ別次元なクソ挙動をする機種ってのは多く、 設定1はよほどのボッタ店じゃない限り、多用しないという暗黙の了解があると思います。 (リゼロに至っては設定1は辛すぎるので使わないようにと、導入時にメーカーからお達しがあったそうな)
貯玉再プレーがあるとはいえ、5,6~6枚交換が主流な今、AT機は設定2ベースって店がほとんどだと決めつけてもいいでしょう。

このように、設定2ベースの店が多い昨今。そんな状況であるからこそ、濃く奇数挙動をすればすなわち、 それ、設定5と言えなくはないかねっ!!(天空に極星は二つ存在しないのと一緒で、パチ屋に設定3は存在しない!!)
青に寄れば大チャンス!!ラッシュが重ければ、激熱!!C超高スルー上等!!シナリオ5大歓迎!!奇数示唆こそ正義!!
また、246(偶数設定)確定演出を搭載している機種も多く、出現率もかなり現実的です。これを活かさない手はないっ!! 偶数確定演出が出れば、そこで設定5は否定されるわけですから、今までは気に留めていなかった演出が、ハズレ(=設定2)濃厚演出に早変わり!!

以上のように、設定5を狙う場合は、普段の6狙いとは違った角度で設定推測を行う必要があります。
難易度は高く、時として大きなリスクともなりますが、その分、実力差が顕著に収支に跳ね返ってきます。 普段の設定状況を知っておくことが大きなアドバンテージにもなり、また、グラフや単純な挙動からは容易に設定が読み取れないこともあり、 軍団が幅を利かすこともありません。 無知識な打ち子ではどうしようもないのが、設定5狙いのフェアなところです。

ただ、繰り返しますが、戦略の無い設定5狙いはカリ養への第一歩。
向いてないと思ったら、引くのも、一つです。

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