スマスロ北斗の拳の有利区間詳説(追記、訂正あり)

seiha-eye
スマスロ北斗の拳の研究~その6~

3月27日付け 全機種制覇の旅

~4月17日追記(訂正)あり~
北斗の拳のヤメ時を見極めるには、「有利区間切れ」のタイミングを正確に知る必要があります。
例え大連荘の後だとしても、終了直前に有利区間を切っていれば、そのラッシュでの出玉は事実上「なかったこと」になるので、冷遇を受けることもありません。

また、高設定を打った際には出来るだけ冷遇を受けるギリギリラインまで打ってやめるのが、期待値を最大化する最善策であることに変わりはありません。

ゆえに、「有利区間切れ」に関する知識は設定推測方法並み、、、否、それ以上に重要だと私は思います。
その上で、明確に(切り替わったのが)ここだ!とわかれば、そこを基準に、そこから差枚が1800枚以上出たところをデッドラインにして見切ればいいので、理論としては単純です。

では、まず、有利区間が切れ、再セットされる(貫く)タイミングについてから始めましょう。

とその前に。
補足(追記)
記事中では「差枚が概ね2150枚を超えたら有利区間を切る」と表記していますが、それ以上に重要な要素である2000枚付近に「有利区間を切らせない壁」が存在していることについての言及を忘れていました。当たり前過ぎて、コンセンサスを取れている前提で記事を書き進めてしまいました。すみません。指摘してくださった書き込みに大変感謝しています。
今回は、有利区間を切ることの意味と、きったらどうなるのか?に関してだけの考察ですので、ご了承くだされ。
追記ここまで。

さらに追記(4月17日)
有利区間を切った(再セットした)際の挙動について、追記します。
概ね差枚で2150枚獲得し、有利区間を「貫いた」際、必ず、無想転生ボーナス(無想転生バトル未突入時は無想転生チャンス)に突入することが実戦より裏付けられました。(貫いた際の11/11で無想転生ボーナスに突入)
これにより、ほぼ確実に有利区間が切れたかどうか判断できると思いますが、切らない無想転生ボーナスも存在するので、タイミングよっては曖昧になることはご理解ください。
追記ここまで

スマスロ北斗の拳に限らず、ほとんどのスマスロ、6号機において、有利区間が切れる(再セット)されるタイミングはほぼ決まっていますし、高確率で公表されます。
大抵が、AT終了後かエンディング到達時です。

しかしながら、スマスロ北斗の拳は特殊でして、それは、小役パートとバトルパートの繋ぎ目です。(ぎゃあっはっはあの画面)
AT開始(オーラ出現)画面でもなく、終了(リザルト)画面でもなく、無想転生チャンスでもなく、無想転生ボーナスの前後でもありません。
小役パート30ゲームを消化した次(かその次かその次)ゲームです。(ソース有、確定)
その1~3ゲームのわずかな間に有利区間を切り、非有利区間を経由して、再度有利区間に入るのです。

そして、有利区間が切れる条件についても、ほぼ判明しています。

それは、「ぎゃあっはっはあ」が出た時点での差枚が約2150枚を超えているときです。(私は過去に一度2160枚で切れなかったことがありますので、カバネリの燃える命エピソードのように、条件枚数きっかりでは無いのでしょう)

おそらく、それ以外で有利区間を切る抽選はしていないと思います。(ソース無)
広く構えるなら2100~2200枚。少なくとも2100枚未満で有利区間が切れることは無いと思います。(ソース無)

無想転生チャンス(エピソード)、無想転生バトル、昇天、いろいろそれっぽいタイミングはありますが、これらと有利区間切断は全く無関係でしょう。

なぜかと言うと、、、仮に無想転生チャンス突入時に有利区間を切る抽選をしていたとしましょう。
そうすると、それまでの出玉情報がリセットされるタイミングが格段に増えてしまい、出玉試験の合格率がグッと下がります。
何より、そんな頻繁に有利区間をリセットしてしまっては、再セット時の恩恵(後述)から、出玉率が恐ろしいことになってしまうでしょう。
100%あり得ないと断言できます。

ついでに無想転生チャンス成功時(=バトル突入)に有利区間を切る抽選をしているかどうかも考えて見ましょう。
仮にそのタイミングで切る抽選をやっているとすれば、理論上、無想転生チャンス成功後の上乗せ(追加ストック)や直後の小役パートでのVストック抽選は、そもそも存在しないことになります。
くどいようですが、有利区間がリセットされるタイミングは「ぎゃあっはっはあ」のゲームだけです。(確定、大前提)
なので、無想転生バトルに突入したことを条件に有利区間を切るとすれば、最初(1セット目)の無想転生バトルの小役パート30ゲーム消化後に有利区間をリセットすることになりますよね。
有利区間がリセットされると言うことは、それまでの出玉情報やラッシュの継続率、ストックなどは全部リセットされると言うこと。
なので、チャンス成功後も追加ストックの抽選をやっていることが見て取れるため、このタイミングでも有利区間の切断抽選はやってない可能性が極めて高いです。

また、無想転生ボーナスについても、同様です。
あれは、有利区間がどうのというより、継続率93%を担保するためのストック高確率CZという位置づけだと思います。

では、次に、有利区間が切れ(て再セットされ)たらどうなるのか?です。
有利区間が切れるということは、内部的には一旦ラッシュが終了し、間髪を入れず新たなラッシュに再突入しているということを頭に入れ、読み進めてください。(見た目上はわからない)

1,継続率が84%か89%のラッシュに当選し10ゲーム消化(見た目上、継続バトル間)の後、即発動する。(見た目上はラッシュは継続している)

これは間違いないです。
実戦上、理論上、様々な観点から整合性が取れてます。
わかりやすく言いうなら、継続率が84%以上に再セットされると思えばいいでしょう。
もともとの継続率が89%だったときのみ、格下げが起こります。84%と89%の振り分けはおそらく1:1でしょう。

2,ストック抽選がある。

これに関しては確証がありませんが、多分ある。
推定50%でストックのCZを抽選。当選時は無想転生ボーナスか無想転生チャンスに突入。(CZ中は毎ゲーム自力で上乗せ抽選)
ストックチャンスに漏れると、見た目上は何も起きず、そのまま、初期ストック無しで84%か89%のラッシュが始まる(見た目上は継続する)んだと思います。
※実戦より、有利区間再セット後はほぼ確実に無想転生ボーナスから始まることが判明。(追記)

3,内部的には無想転生バトルと同じ状態になる

これは、理論上、間違いありません。
有利区間を切り、再セットする際、前の情報は一切引き継ぎません。
なので、無想転生バトルでストック大量保有状態で貫こうが、66%継続で何とかギリギリ貫こうが、新たに有利区間がセットされれば同じこと。悟りの書を使おうが、遊び人からの転職だろうが、賢者は賢者。
無想転生バトル非経由の貫きであっても、内部的には無双転生です。
何なら貫き時に無双転生チャンスを引っ張ってきて、それに成功できなくても、内部的には無想転生です。(ただし初期ストックは無いので単発終了の可能性はある)

それでは最後に、有利区間が切れたタイミングは確実に察知可能か?について書きたいと思います。

結論から言うと、無想転生バトル中はほぼ不可能。ボーナスが絡んでくれると、察知できそうな気もしますが、、、絡まなければ察知不能。
※繰り返しますが、実戦より、再セット時はボーナスが必ず絡みます。ゆえに、察知はほぼ可能です!!

当然、2150枚が分水嶺となるわけですが、2130枚の時に切れたのか、2170枚の時に切れたのか、まではわかりません。このくらいになると、1セットの純増が70枚とかに落ちることもありますしね。
どうやっても150枚程度の誤差は避けられないと思われるので、ゲット2200枚付近で終わらないことだけを願いましょう。(ゲラ)

一方、無想転生バトルを経由せず、自力到達の場合は、そもそもの継続率にもよりますが、ピンポン察知できることが多いと思います。
私はこれまで5回ほど自力で到達(有利区間リセット)していますが、全部、2150枚を超えたバトルパートで84%継続確定演出がこれ見よがしに出ました。
2回が雲高速からの死亡(リン復活だったと思う)、1回がトキ無想転生天翔百裂拳、1回が百裂拳ヒット、1回がパンチ死亡からのユリア復活でした。(後半3つはそのまま無想転生チャンスへ行きましたが、雲高速の2つは行かなかったと思う)
これは多分わざと出してるんだと思います。
無双転生チャンスに入るには攻撃ヒット以外、劇的な回避か復活を経由しなきゃいかんので、そういう演出選択率になるのだと思います。

いずれにせよ、2150枚にメドを置いておけば、誤差はせいぜい150枚。
冷遇か否かを見逃すことは無いと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    こんなに丁寧にお返事頂けるとは!
    ありがとうございます!

    有利切れ付近の時、謎無双転生チャンスが出てくるあの瞬間が1番汁出るのに今回出てこなくてガッカリでしたが、返信して頂いたおかげで納得出来ました。

    有利区間の切れ目がヤメ時を判断するのに1番大事なのに判断がつかない事があるのは少し困りますね…

    • esperhouseesperhouse より:

      おっしゃる通り、有利区間の切れ目の把握は設定4の多い北斗では必須。
      ヤメ時次第で収支が大きく変わってくると思うと、結論を急ぎたいですよね。

      また、質問の内容と、状況説明が適格だったため、答える方としても楽でしたし、私自身も、やっぱりそうかと再確認できました。ありがとうございます。

      またどうぞ。

  2. esperhouseesperhouse より:

    おそらく、有利区間を切った場合でも100%無想転生チャンス(バトル)に入るわけではないと思われるます。
    記事中では100%入るようなことを書いていますが、私も無想転生チャンス無く、2400枚を突破したことがあったので、マレに無双転生チャンスやバトルを経由せず、有利区間を跨ぐことがあるのは間違いないと思います。

    矛盾に気付いた段階で、訂正記事を出すのが筋だと思っているのですが、再訂正になるため、よりサンプルを集め、精度を上げる必要があり、結果、そのままになっていることをお許しください。

    また、差枚に関係なく、有利区間を切る抽選も薄く行っていると思います。(毎セット0,5%とかの確率で)
    その際には、突然、トキが出てきたり、百裂拳が当たる演出を経由し、無想転生チャンスに入ることが多いので、「継続率の格上げ抽選」とは有利区間を切る抽選のことを差しているのでは?とも考えています。

    その上で今回のケースを考えてみると、、、
    最初の無想転生では2100枚を超えていますが、ギリギリ有利区間を切らなかった。もしくは終了時に切ったけど、無想転生バトルに入らなかったかのどちらかでしょう。
    その直後、強烈な冷遇を食らってなかったら、有利区間は切っている可能性は高いです。
    そのしばらく経過後のバケが(無双チャンスなく?)3500枚まで伸びているので、最初の無想転生終了時に「有利区間を切って無想転生バトル無し」のパターンだったことが最もありそうなケースだと思います。
    序盤の3回の無想転生バトルの前後ではおそらく有利区間は切っていないでしょう。

    答えにはなってないかもしれませんが、今夜のところはこれくらいでご了承ください。

  3. 匿名 より:

    いつも北斗を打つ時にはこのサイトを頼りにしています。素晴らしい考察をありがとうございます。

    今日起こった事なのですが、有利区間切断のタイミングが全く分からなくて困りました。

    差枚200枚で当選したatにてバトル1回目で無想転生チャンス成功→バトル2回目無想転生ボーナス→バトル3回目無想転生ボーナス(ストック1つ獲得)
    これが差枚2230枚まで続きました。

    その次が差枚1400枚で北斗揃いし、差枚3540枚まで続きました。

    そこで疑問なのですが、バトル3回目無想転生ボーナス以降で有利が切れているはずなのに無想転生チャンスや無想転生ボーナスが出てきませんでした。一体どこで有利がきれているのでしょうか。

    今まで20万g回していて初めてのことでしたので何か分かれば教えていただけると助かりますm(_ _)m

  4. 匿名 より:

    昨日6確北斗でじわじわ有利をありましたが2060枚でバトルバート突入時でした。

    何も引かずにトキが出てきて夢想転生チャンスにはいりました!
    ここは失敗して次バトルから高継続示唆が出始じめ白オーラスタートだったので継続率が上がったと思われます。

    そして3セット後また何も引かず何故か時が出てきて次は夢想転生成功したのですが…
    できれ感が凄かったです🥺

    • esperhouseesperhouse より:

      2060枚でしたか。
      僕も2050枚程度でキレた!?という経験あるので、その辺は結構曖昧なんでしょうね。さすがに2000枚以下では無いとは思いますが、、、

      それにしいても、ホントにすごいデキレですよね。
      狙い澄まし方のように、なーーーにも引いてないのに、トキ無想転生で84%以上を確定させて、からのボタンプッシュ無想転生チャンス。

      以下は延々84%なので、演出振り分けがよく、自力で無想転生チャンスを持ってきやすくなってるのでしょう。ってか、内部的に(ストックがないだけで)無想転生だしっ!!

  5. 匿名 より:

    差枚2000枚の時にオラオラ4回くらい来て終わるのはめちゃある。
    設定6打ってると2000枚の見えない壁が分厚くそこで負けることが何回もあります。
    6だけ?高設定は2000枚時の突破率が低く設定されてるとおもわざるをえないです
    知人も同じこと言ってるので信憑性はそこそこ高いと思います

    • esperhouseesperhouse より:

      2000枚付近に分厚い壁が存在し、継続率に関わらず半強制的にラッシュが終わるという現象はもはや気のせいや体感で済まされる事象ではなく、確実に存在するデキレと断言すべきでしょう。

      信憑性が高いどころか、確定です。

      また、同時に設定6は(壁突破の)アタックの機会も多いため、結果的に突破できることが多く、突破率が低く感じるのかもしれませんね。

      オラオラに関しては、、、ホント何なんでしょうね。
      僕も当初は1800枚を超えた後のオラオラ連打は決まってラッシュ終了の合図ってことがあったのですが、意識して見だすと、意外にもオラオラが続いたときでも普通に継続しだして、結局「?」で結論付けられず、今に至っています。
      そもそも、オラオラが続いたら終わりという仕様にする意味は無く、むしろなぜそんなクソ仕様にするんだろう?という疑問がわきますよね。

  6. 匿名 より:

    有利切るときって小役パート30終わってからJACの間に不自然にオラオラぁが3回とか来ませんか?

    • esperhouseesperhouse より:

      以前、有利区間切断直前に連荘が終了した際、決まって、オラオラが2ゲーム続いたことがあったので、何かあるのかな~と思って、それ以来意識的に見てますが、おそらく気のせいだと思います。
      オラオラがなくても切断、再セットは理論上もあり得る上、無双ボーナスが漏れなくついてくるので、オラオラの有無は特段気にする必要はないでしょう。

      とはいえ、単純に20%でオラオラ発生とは思えないくらい連続することありますよ。
      何なんだろ?

  7. 匿名 より:

    ×「ぎゃあっはっはあ」
    ◯「ガッーハッハッハッ」

  8. オールド聖闘士 より:

    有利区間切りの成功率も知りたいですよね。
    この辺って2400枚毎の終了具合で読み取れたりするんでしょうかね?
    北斗の万枚率が低い当たりが気になります。
    無想転生チャンスとボーナスでうまく有利区間間の整合性持たせてるのはよく出来てますよね、感心しました。
    フリーズ開始のATは序盤にやたら何も引かずにボーナスが飛んでくるのが実は内部で共闘ループスタートしているから無想転生チャンス=無想転生ボーナスが頻繁に来るという説も納得です。

    • esperhouseesperhouse より:

      僕も知りたいですし、一番気になります。
      おそらく、継続率によって違うだけでなく、直近の差枚数に応じてラッシュに強弱があるんじゃないかなあ。設定差は、、、無さそう。

      万枚率が低いのは、単に(2400枚ごとの)有利区間突破の壁がいちいち高いからでしょう。

      整合性の取り方に関しても、全く同意見です。
      通常時の演出もそうですが、本当によくできていると思います。
      ただ、、、悪質極まりない冷遇デキレは、とにかくいただけないっ!!
      そのせいで、「いかに自然に騙すか、からスタートしたら、素晴らしいシームレスな仕様になった」としか思えないのが残念。