今年打った機種、打たなかった機種

omou-eye
我思う

12月29日付け 第147回2023年の台を振り返る

今年はいろいろな「悪事」が明るみになった1年でしたね。
ジャニー喜多川の性犯罪や自民党議員のパーティー券を巡る脱税がその代表たるもので、パチンコ業界でも末端の打ち手を巻き込み「機歴」という悪しき慣習が俎上に上がりました。
その機歴については今更説明するまでも無いでしょう。
スマスロエヴァやまどかマギカフォルテ、りんぐにかけろに代表される歴史的クソ台が世に溢れている背景をよく理解されている皆さんには、当然不要でしょうから。(ゲラ)

さて、今回は、年末ということで、そんな機歴ゆえの手抜きクソ台に席巻された2023年の機種レビュー的なのを書いていこうと思います。

とは言ったものの、今年1年、僕が打った台は、極めて限られ、その中でも5万ゲーム以上打ち込んだ台は、わずか5機種ほど。
あまりの偏り?に、とてもクロスレビューなどという評価ができる立場にはありません。
なので、なぜ打ち込んだ機種が5機種だけだったのか、なぜ他の機種をほとんど打たなかったのかをメインテーマに今年の機種を振り返ろうと思います。
(打たなかった機種については)エアー評価なので、主観的で表面的な内容にならないよう気を付けます。(ゲラ)

1,打ち込んだ機種
(1)北斗の拳
導入当初はその圧倒的な稼働の高さと設定推測の難しさからほぼ触れませんでしたが、7月くらいですかね、千本ドームで増台があったあたりから徐々に打つようになりました。
増産されるたびに設定状況がよくなり、また台確保も容易になったことで、ようやく戦力として計算できるようになったということです。
と、同時に、経験値が増え、冷遇を含めた設定推測にも強くなり、今では完全に主力です。
設定6を狙う、エナするといった従来の攻め方とは別に、冷遇を突き詰めた結果「やめ時」という新たな要素が加わったことで、個人的には大変勝ちやすい機種だと思います。
まだ日も高いのに、金トロフィー出現台を「出たら止める」という「暴挙」にはいろんな葛藤がありましたが、今となっては仮説が確信に変わっています。
10万ゲーム強回した現在の収支は、そうだなあ、、+3万枚くらいでしょうかね。(推定)
12月現在でも、広く設定が使われており、絶好の狙い目です。

(2)カバネリ
おそらく皆さんも2023年で1~2番に打ち込んだ台はカバネリだと思います。
去年に登場した台ですが、北斗同様、増産ごとに設定状況が良くなり、今年に入って一気に勝ちやすくなりましたよね。
北斗の台数が伸び切る夏ごろまでは、イベントと言えばカバネリ。
設定6のホール割は108%とかなり低いようですが、中間設定域が甘く、多くの人が成功体験を積めた台でもあったと思います。
その設定のわかりやすさはもちろんのこと、ホントに6号機かと思うほどの自力感がこの台の一番の魅力でしょう。
最近は新台に押され、稼働が落ちてきましたが、北斗に並ぶ台が出ない限り、カバネリに稼働が戻ると僕は強く信じています。
てぃりいいぃいいいいいい!六根清浄!(逆回転)ぷわうわうわわ~ぽいぽいぽいぽいぴ~!!
さすがの私もこれには汁でます。好きです。

(3)番長ゼロ
一昨年の台ですね。
ですが、今年に入っても、カバネリの増産、スマスロの普及までホールの主役を務めた機種です。
北斗に稼働が集中した5月の連休ごろから一気にピタッと設定が入らなくなりましたが、それまではゼロモードのおかげでリスクも低く、イベントでは毎回のように狙っていました。
AT中がつまらなく、通常時の方が面白いと感じる数少ない台で、これがもしATも面白かったらと思うと、次回の番長にも期待が高まりますな。
すでにお役御免。下半期はほぼ触りませんでしたし、来年には設置も無くなることでしょう。
隣でパンダ谷が出現し、それを根拠に見切った台がその後7000枚出たという悲劇も今ではいい思い出です。(大嘘)

(4)バジリスク絆2
長生きしましたな~。
今年も、未だに、減台されてなおも、店によっては絆にしぶとく設定を使う店があり、1年を通して触る機会がありました。
スマスロを打った後だと、番長もそうですが、まーあ、よくこんなデキレ台、設定モロバレ台でパチ屋が営業出来ていたものだと感心しますよね。
設定6は万枚こそは出ませんが、ローリスクのクセに、きっちり2~3000枚出る(推定勝率95%)という、打ち手にとっての黄金時代もテンゼンバージョンの登場で終わりを迎えそう。
最後に「10人状態」と「プレミア」を引きたいものです。(50万ゲームくらい回したけど、未だに出ず。)
まだ探せばある。テンゼンバージョンが行き渡る前の今がラストチャンスか?
スマスロからパチスロを打ち始めたボウイたちには、ぜひ、「簡単な時代」を体験しておいてほしい。

(5)バーサス
これも昨年の台ですね。
打ち足りないときのアクロス。未練打ち用として重宝したのがバーサスですが、何度か設定狙いで朝から突撃したこともありました。
そのタイミングは中古導入後の(直近の)イベント日。
結果、設定5で猛爆したり、推定2ながら3000枚叩き出したりと非常に「相性」のいい台です。(タコ負けは未経験)
ビタが出来ればノーリスク。サンダーほどじゃないけど、奇数偶数の推測が可能。設定2なら104%。通常時左右リールは目押し不要。
これがアクロスの完成形だと僕は思います。これ以上の台は今のユニバには作れなさそう。
ちなみに、、、ですが、演出は基本カット、裏ボタンなんてまず押さない僕ですが、リプレイやチェリー時に派手にフラッシュしたときは、前のめりになってチャンスボタン押しますっ!!
バーサスチャレンジが発生した際に、1枚かけで中押しで消化すると、最後まで超楽しい。(おススメ)
設定2をちょこちょこ使っていた店も、最近は1ばっかで打つ機会は徐々に減っていますが、末永く死の島で生き残ってもらいたいものです。

番外編
2,そこそこ打った機種
(1)スマスロ鏡
一瞬、ホールの主役、メイン機になりましたが、その割の高さ(=設定6の使用頻度が低かった)と最後まで明るみにならなかったゲーム数振り分け(=設定推測が難しかった)が仇となり、増産を機に姿を消しました。
僕もピーク時に何度か触りましたが、アミューズのオープン時に2日続けて設定6を捨てるという究極の愚行がトラウマとなり、その後触ることはほとんどありませんでした。
トータル収支はそれなりにプラスではあったんですが、いい思い出はアミューズショックにより、すべて書き消えました。
男も思い出によっては、「別名ではなく上乗せ保存」なんですね。(ゲラ)
ゲーム性は悪くないんですが、ワンパターンでつまらない前兆が番長シリーズの悪いところを強調しているようで、長生きできなかったのかも?と思います。

(2)戦国無双
戦国乙女じゃないですよ、無双の方です。
この台はね、完全にデキレ設定6狙いと、ビッグの初代音楽を聴きたいがために打っていたと断言できる台です。
ゲーム性はゴミです。
設定1と6では完全な別台、モンハンの出来損ないAT、ゲット0枚のバケ、モードAの絶望。よくまあこんなクソ台を作れたもんだわ。
でも、デキレ台ゆえ、設定6のわかりやすさと安定度は現役最強クラス。
2度も設定6を打てましたが、正直、また打ちたいです。

冷静に振り返って、今年設定6を打った機種って上記の6機種(バーサスは除外)以外は、バイオRE、モンキーターン4、サンダー、ガメラ、CCエンジェル、ガンダムクロスオーバー、俺の空、ゲッターで、北斗と俺の空以外は全部2022年以前の台でした。
極端に旧台に偏った1年だったと思います。
そうなったのも、今年は長く定着した台が無かったからに外なりません。
ホントにクソ台が多かったよね。
何なら北斗以外、全部クソ台だったと言っていいかも。

それでも、ここにきて、ヴァルブレイヴやからくりサーカスといったヤバ目の台の評価が見直され、戦国乙女も含め、長期稼働を続けている台が出てきたのは明るい傾向でしょう。
もう2~3機種、絆テンゼンはダメだろうから、新ゴッドと本命の絆、そこに新番長あたりがヒットすれば、パチスロは当面安泰なんだろうけどなあ、、、

といったところで、「打った機種」のレビューはここまで。
次回は「打たなかった機種」のエアーレビューをやります。お楽しみに。

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