設定６で１０２％！？スマスロが勝てない理由。

出玉性能の高い新基準機（スマスロと６，５号機）の登場で、「万枚」が日常になった昨今。
唐突ですが、皆さん、最近スロット、勝ててますか？

多分、勝ててないと思う。
先日の「さらば負け組の日々」で書いたように、カバネリを中心に、番号なりに北斗、ジャグラー、番長を打ってる人は、そこまで収支に変化は無いと思いますが、おそらく大半の人は収支がそれなりにダウンしていることでしょう。
（以前より勝ってる人はいいですよ。このままブラウザを閉じてください。）

そして、収支低下の原因が、一時的な「引き」によるものなのか、構造的なものなのか、判断がついてない人も多いのではないでしょうか。
実際に高設定に何度か至れているのに、、、店の状況も悪くないのに、、、なぜか伸びない収支。
今回はその原因、「勝てない構造」について解説していきたいと思います。

結論から言うと、、、
勝てなくなった（収支が伸びない）原因は単純で、台の出玉性能が「荒くなった」からです。
もちろん、他にもいろいろな機械代負担やお盆や祇園祭が続いたというのもあるでしょうけど、最も大きな理由は「荒くなった」からで間違いありません。

以前であれば、特に設定６の場合は安定して２～３０００枚勝てたのが普通でしたが、今では機械割が１１２％を超えているにも関わらず、設定６でも勝率が７０％にも満たないふざけた台が蔓延しています。
クソブレイヴとかクソリンスレイヤーとかクソ形とか、、、直近ではクソ肉マンなんかもその類でしょう。
せっかく、設定６を掴んだのに、不発どころか逆噴射してしまうと、もう、その月の収支は水面下から抜け出せないですよね。

もちろん、その逆もあるので、いくら荒くなったからといって、長～い目で見た収支は変わらないはず、、、なんですが、、、

実はそうじゃないんですね～。

換金ギャップの話しは一旦置いておきましょう。
荒くなると、収支（結果）が収束しづらくなるのは当然なのですが、勝てない理由はそこではありません。

勝てない真の理由は、割の低下にあります。

？
「割はかつての絆や番長、リゼロとかと全然変わらんけど？」
「何なら１１５％スペックの台も出てきたし、むしろ割は高くなってるんじゃないの？」
と、思ったあなた、騙されてますよ。

例えば設定６で１１２％、設定１で９８％という荒めのスマスロがあったとしましょう。一般的な機械割の台だと思います。
もちろん、この数値には改竄、捏造、詐称等の不正は無く、全くもって正しい数値です。

でも実際には、ながーーーーい目で見ても、この割通り出ること、ほぼありません。
言い切ってもいいです、絶対出ません。

なぜなら、閉店での（AT）取り残しがあるからです。

例えば、サミーの新台のバイオヴァンデッタ。
この台の設定６の割（出玉率）は公表値１１２％ですが、実際の店での割は１０７％です。
もう一度言いますが、公表値にイカサマや捏造はありません。サンプルも十分な信頼に足るデータを下にした数値です。

じゃあなぜこんなことになるのか、そうです。取り残しです。
「始まったとき」にはもう遅いって展開が余りにも多いからです。

新生サミー製バイオの純増枚数は基本２枚。そこでペチペチやって、ボーナスに入れようやく一時的に４枚の純増を得られる仕組みです。（ユニバのバイオREや鬼武者とほぼ同じ）
実質純増は２，５枚くらいでしょう。ただ、プレミアAT突入後は垂れ流しで４枚になるので、プレミア突入の有無で大きく変わります。
仮に１０００枚飲んでいる状況であれば、有利区間を切り、「状態」に入れるには、３０００枚ほど必要です。
その場合、だいたい１２００～１４００ゲーム。約２時間かけて、純増２，５枚くらいでもっさり増やさなければいけないわけです。
※吸い込み状況に関わらず、２４００枚獲得でエンディング→プレミアに入る仕様かもしれません。打ったことないので詳細はわかりません。

まあ、早い話しが、夜９時の時点で、エンディングを迎えることはほぼ不可能であり、実質的に８時を過ぎると、「プレミアAT非搭載のバイオ」を打っているようなものです。
調べた限りでは、このバイオはプレミアを絡めた一撃無しでは出玉を得ることができないからくりサーカスな仕様なため、プレミアに食われている割は相当高いと思われます。
おそらく、ハーデスの確定役のように、プレミアを引かなければ設定６でも（ちょい）負けかトントン。引ければ大勝ち、みたいなゲーム性なんでしょう。

ということはどういうことなのか、、、
そう、８時以降は例え設定６だとしても機械割りはせいぜい１００％。
こんな台になんの価値があるでしょうか？

そして、後は、時間を逆算していけばいいだけです。
７時だと１０２％、６時だと１０５％くらいですかね。（１０時半閉店の店）
５時でようやく１１０％。この時間でようやくまともというか、公表値通りになると思います。（でも１分経過ごとに割は少しずつ落ちていく）

そして何より、設定６だったら、みんな９時半までは打つよね。
そりゃホール割（＝実際の割）が１０７％ってのも納得がいきます。

気を付けなければいけないのは、これは設定６の場合です。
設定１ともなると、ただでさえ低い割はもっと下がり、５時で９７％くらいあったものが７時を過ぎると９３％くらいになるんじゃないかな？
まあ、勝てないよね、というか夢（見返り）すら無いただの貯金箱だよね。

パチ屋の稼働が上がりだすのは、５時を過ぎてからです。
仮に全台設定４だったとしても、、、
仮に６枚交換だったとしてたら、、、

もうわかるな。

これを読んで、いかにスマスロが勝てないかよーくご理解いただけたと思います。
今後、こういった一撃に特化した台は、みんながその勝てなさに気づき、下火になっていくとことでしょう。
また、新台としても、新ゴッドを最後に、あとは鏡くらいのマイルドな台がメインに開発されるはずです。
そして、この流れに気付けないカスティーやクソ楽、ニューギンあたりがとりあえず出してはコケて、出してはコケてを繰り返す未来が見えます。
さらに、それをクソ台とわかっていて、機歴のために付き合う市井のパチ屋、、、

なんと愚かな構造か。
つくづく、機歴、抱き合わせというのは、いけませんなあ。

最後に少し話しがそれてしまいましたが、今日から、金輪際、スマスロは避けましょう。
荒いスマスロ、特に低純増なスマスロには絶対に近づいてはいけません。

主役は銭形、絶対ダメ！！
バイオバンデッタ、絶対ダメ！！

つづく。

補足
ところで、北斗の拳ですが、仕様的にはアウトです。
低純増（実質２．８枚くらい）ですし、一撃万枚（５時間かかります）も出る仕様なので本来は不向き。

ですが、「でちゃう」のデータを見ている限り、割の低下はほぼ確認できていません。
おそらく、公表値よりも本来の割は高いのではないかと思います。
ですので、北斗の拳は９時前後に状態を確認し、早めに手じまいすれば、１１０％程度の割は担保できると思います。
単純計算しても、北斗の設定６は無想転生無しでも１０５％くらいの割があるので、９時までは打つ価値は十分あります。

（今度こそ）つづく。