８月２４日付け 戦国無双３実戦記
誰しも、打ちたい台ってあるよね。
好きなアニメ版権、最近じゃラノベって言うのかな？それらの台や単純に北斗やバジリスクといったヒット機種の後継機など、様々だと思う。
僕はね、戦国無双が好きだったんですよ。５号機初代の。
ラッシュを「出玉性能の違う３人」から選べる自由度は画期的だったし、何より音楽がよかったよね。
結局最後まで「無限ラッシュ」でクソハマって仮天井の１０５９ゲームを超え、その高確から再び無限！で一撃２０００枚！！みたいな誰しもが望むような展開は、 一度も味わうことができませんでしたが、割と（出玉的に）いい思いはしました。
中押しすることで、設定差のあるシングルを確実にカウントする手順を思いつき、設定推測で優位に立てたことも大きかったです。
打ち込みゲーム数も多く、挙句の果てにはサウンドトラックも購入するなど、とにかく思い入れの深い台です。
当然、その続編には大変興味を惹かれましたが、ご存じの通り、初代の面影は全く無く、ほどなく通路化し、姿を消しました。（猛将伝だったかな。２～３作出てたかも）
不人気、短命ゆえ、扱いも悪く、当時通っていた店には導入がなかったこともあり、結局、打つ機会もほとんどありませんでした。
それから、１０数年。
ようやく、ようやく、初代を少しばかりですが、踏襲した、少なくともビッグの音楽（真の武士）だけは再現された後継機（戦国無双３）が出ました。
まあ、打ちたいよね。もう一回、聞きたいよね、あの音楽。
節操なく神曲だのいいたかあないが、あれこそ、真の神曲でしょう。サビのソロをエレキ三味線で弾きたいと誰もが一度は思ったはず。私もそうです。
というか、「真の武士」だけじゃなくて、「己が運命」や信繁（幸村）の無限ラッシュの音楽もいいよね。
！？
慶次の無限？？あれは下品だね～。下劣で反社会的。
おいおいおい、高確バケの時に（慶次の曲を聞くために）キャラ変えてんじゃねーよ！（異論は認める）
最近のスロットルはやたらアニメ版権に寄ってるせいで、どーしても液晶の映像優先になっちゃうけど、たまには音楽に凝った台が出てもいいと思う。（ボウイは除く）
バジリスク打ってたらわかるでしょ？歌よ、歌。歌と効果音。これがスロットの醍醐味よ。
もし、万が一、戦国乙女で無双の曲が使われたら、一生、ピンフの犬なってやるわ。（遊タイムついてたパチンコ版の乙女アタックの音楽は好き）
とはいえ、所詮泡沫メーカーに成り下がったヤマサの台。
いくら戦国無双と言えど、クソ台、デキレ台を連発している昨今のヤマサ社の体たらくぶりから、完成度はお察し。スペック表を見るだけでも、「さっとじ」レベルでデキレ台だと言うことがわかります。
※ボーナス確率に設定１と６で倍の設定差がある。（約１／２５０と１／１２５）
それを見越してなのか導入台数、導入店は少な目。
多くても３台島、バラエティーに入れば御の字的な扱いを導入当初からされており、８月下旬現在ではすでに減台も始まっています。
そうです。宿命的（構造的）に設定が入らんのよね。
導入台数が少なく、稼働も悪い台ってのは、どうしても設定には期待できないんですよ。
（設定）入れるんだったらメイン機ってなるし、マイナー機ゆえ、まずは機械台の回収から、となるのが世の常。
でも、打ちたいやん。
設定６打ちたいやん。
というわけ、今回の日記はちょっと趣向を凝らし、「戦国無双の設定６を打つ旅」と題してお送りします。
※この記事は長文記事です。
さて、戦国無双に限らず、マイナー機というのは一定数存在します。
８月現在、ホールにある新し目のマイナー機といえば、例えば「織田信奈の野望」「ベルセルク無双」「メイドインアビス」あたりでしょうか。
メインではないけど、バラエティーや少数島でけっこう見かける的な立ち位置にある台たちです。
このような機種の高設定を打ちたいとなると、当然、普段の設定狙いとは違った戦略で臨まなければいけません。
１，全狙い
店によって、イベント日によっては、「全」を使用してくる店はありますよね。
大概「全」というのは、メイン機種ではなく、３～４台といった少数機種が対象となることが多く、京都でも中立売ドームや二条サンラッキーが多用しています。
その全を使ってくる日を狙って突撃すると言うのが、戦国無双のようなマイナー機の設定６を打つ、数少ないチャンスの一つです。
３月２３日
千本ドーム店。
今年に入ってから、月イチである２３日に「全」を仕込んで来るようになったドーム店。
過去の入れ方を見ていると、少数島であるイニシャルDやアネモネあたりが全になっているのを確認しています。（最近では番長やカバネリ）
抽選が良ければ素直にメイン機の凹みを狙うんですが、この日は番号も悪く（と言っても５０番くらい）、じゃあ、と言うことで（このときは新台コーナー扱い）戦国無双の島へ。
月イチなので、全じゃなくても、、、みたいな期待も当然あります。
開店後、隣に読者が座り、怪訝な雰囲気？になるものの、同じ全を狙う仲間として、一蓮托生の実戦が始まる、、、
のですが、ほどなくして、挙動はいまいちかつ、全じゃない雰囲気となったため、敗戦処理をして、早々に撤退。（収支は忘れました）
４月３日か１３日
デビュー店。
この店も戦国無双が島で入った数少ない店。
３のつく定期イベント日にはギアスや「前後編」といった少数ながら定番機種から、リーマン番長といった時代が過ぎた台まで幅広く全（５６）をやります。
新台の扱いもいいので、戦国無双は時期的にも狙い目だと思います。
もちろん、ドーム店同様、番号が良ければメイン機の番長、バイオに座るわけですが、、、以下略。
全だった時の恩恵のデカさを考え、協力者と二人で突撃しましたが、残念。
こんな感じで、全狙いの戦略は功を奏さず、２連敗となりました。（収支は忘れた）
２，バラエティーの扱いがいい店での実戦
かつてのホメガの２の日や千本キングなど、バラエティーの扱いがいい、特異な店は京都にも存在します。
現在では千代原オメガがその筆頭でしょう。
そういった店の強めのイベント日に狙うって言うのも戦略の一つです。
４月１５日か２５日
千代原オメガ。
５の付く日が定期イベント日。
当時は絆がメイン機種で、後は少数島とバラエティーで構成されていました。（今は絆がメインの座を降り、全機種が少数機種のような特異な店。ジャグラーとオキドキは無視）
絆には必ず、＋バラエティーのどこかにも必ずというのが、この店の定番。後は中間が多く、勝ち切るには難しいというのが僕のこの店の印象です。再プレーも無いしね。
オメガ店にも１台ながらバラエティーに戦国無双が導入されています。
まだ導入から１度も設定６が使われていないようなので、そろそろ？といった感じなのですが、、、
この日は引けた番号が早く、鉄板機種である絆への着席が叶いました。
、、、もうわかるな。
僕の座った絆はハズレで、８０番くらいだったかで座られた（協力者が着席）戦国無双が設定６でした。（ノリ打ちじゃない）
６月１５日か２５日
再び千代原オメガ。
戦国無双に設定６が使われたという実績は確認。「入る」という事実は大きいです。
そして、それ以降は使われておらず、タイミング的にそろそろ？といった頃合い。
引けた番号は５０番くらいだったんだけど、新メインである番長に着席が叶う。
、、、もうわかるな。
僕の座った番長は、、、結果的に当たりで７０００枚もの猛爆！！
していたんですが、私の財布は薄いまま。
過去に記事にしたように、この時、隣の台に早々に「パンダ谷」が出現したため、１１時を待たず見切ったんですよね。
挙句、戦国無双もどーーーーみても設定６です、ありがとうございました的なグラフ。
結果、、、番長の６を捨てたばかりか、戦国無双の６も逃すという、今世紀最大の失態を犯したわけです。
さすがにこの日は自宅でデータを確認した時、衝撃のあまり、イスから転げ落ちそうになりました。（実際は落ちてない）
何度も台番を確認したんですが、７０００枚出ていたのは僕の台でした。
応援ありがとうございました。かなり心が折れました。
３，リスクが低いところだけ攻めてみる
すでに戦略といえるのかどうかわかりませんが、設定が入る可能性が少しでもある状況かつ期待損失（マイナスの期待値）がそこまで無い状況で、取りあえず攻めてみるというものです。
その際に、薄いところを引くなりして設定推測的に強く出ることを期待するという、番長のゼロモード狙いのようなヒットアンドアウェー戦略です。
幸い、戦国無双は１１１あべしまでは設定１でも６０％程度当選（１１１のゾーンヒット率は５０％）する、いわゆるリセットモーニング的な恩恵がついているので、朝一はこの戦略が有効です。
具体的な期待値は不明ですが、モード推測も同時にできるというメリットもあるので、その隙をつき、うまく行ったときや高設定濃厚挙動が出たときだけ追えば、ローリスクで（高設定に）至れるよね！
４月～７月
試行回数、数回（主に西院ドーム店）
何度となく、１１１を保険に攻めてみましたが、結果は出ず。
というより、今となっては、例え設定６だとしても、１１１まで回しただけで設定６かも？と思えるような展開にはならないということがわかり、ほぼ無意味な挑戦だったと思います。
まあ、でも５％くらいで４５６確は出ますし、期待値もマイナスではないので、まあアリと言えばアリだと思います。
ただね、今に至るまで西院店の戦国無双には設定６が入ってないと思います。
結果的ではあるものの、これは致命的だと思います。無い島（１台設置）を探ったところで、至れるわけはないもんね。
正直なところ、こればっかりは店、イベント選びが悪かったと思います。
４，中古台としての導入店を入れ替えのタイミングで狙う
旬が過ぎ、機械代が下がってきたタイミングで新台として、古めの未導入台を導入する店って多いですよね。
そういう店では、そもそもの機械台負担が少ない（系列店からのおさがりの場合も多い）ため、また話題性も少ない台のため、導入後しばらくは扱いがいいことが多いです。
例を挙げるまでも無く、ほぼ全ての店において、「中古台の導入時や人気機種の増台時はねらい目」というのは、セオリーと言えるでしょう。
８月８日（火）
某ード西院店。
今更ながら、某－ド店に戦国無双が１台、導入されました。
過去の入れ替え時の状況から、こういった中古台の扱いはよく、ゲッターマウスやクレアの秘宝の導入の際に設定５が使われたことを確認しています。
ということで、普段はほとんど行かない新台抽選に突撃！！
少ない並びの中、無事、抽選を突破し、１台しかない、戦国無双に着席。
打ち出すこと数百ゲーム。
高確ながら弱チェリーからヒットするなど、動き完全に高設定のそれ。
そして、出ました金トロフィー！！！
ありがとうございました。
さすが、某ードですね。
と思ったんですが、それからの展開と言えば、、、
なーーーーにも起きることなく、天井一直線。
何だったんでしょう、あのスタートダッシュは、、、
そうなんです、（推定）設定４なんですね～。
これはね～、店は悪くないですよ。
入れ替え初日、台を定着させるため、また、遊んでもらおうと、きっちり高設定を投入。
でも。ドームのように貯玉再プレーが無制限なら、これで十分なんですが、この店再プレーは４６０枚までかつ、換金率は６，２枚交換なんですよね。
１０４％のAT機。約６枚交換のほぼ現金投資。
この条件下では確かに遊べる（期待値プラス）んですが、、、危ない橋ですし、私が打ちたいのはこれじゃないんです。
ということで、再プレーと出玉の具合を見て、早々にヤメ。（新台２時開店だしね）
悲願？は持ち越しとなりました。
８月１９日（土）
某ード西院店。
９の付く日がイベント日の西院店。
いよいよ、その時が来ました。
朝一はまず絆から。
割と早い段階で一発目を仕留めるも、（有利区間）２周期に天井到達しエンド。
天井から５００枚ほどの出玉を得られたので、セカンドチャンスとして、１１時を過ぎていましたが空き台だった新台の戦国へ。
立ち上がりに特リプ（リリチェ）を立て続けにハズシ、１１１のヒットでは黄色背景の終了画面が出るなど、もうないな、、、という展開だったんですが、運よく玉３個からラッシュへとつながるなど、出玉的な展開がよかったので、もうしばらく追うことに。
すると、、、
あれ？これ４はあるんじゃね？
んん？もしかすると６まであるかも？？
って展開になったところで、４５６確（終了画面）が出現。
このころには出玉的も２０００枚近くの浮きがあったので、こうなるともう追うしかないよね。
そしたらですね、、、
出たんですよ。５６確が。’（バケ入賞時のノブのセリフかつバトル突入無し）
最初は聞き間違いかな？とも思ったんですが、その後も４否定画面が出るなどして、ダメ押し的に５６が確定。
ようやく、ようーーーやく、戦国無双、打ちたい台の設定６（推定）に座ることができました。
イベント的、機種的に設定５は無いとの協力者たちからのアドバイスもあったので、おそらく設定は６でしょう。
それにしても最後まで５か６かはわからない展開にはなりましたが、長かった戦国の旅もこれで完結。
スペックからして逆噴射は無く、無事、低空ながら安定飛行を続け、楽しみながらゲット２５００枚。
実に満足な実戦となりました。
いや～、狙い続ければ、座れるもんなんですよ。
当然、わかりやすく低設定でも火傷しないというスペックの後押しがある機種だったという点は大きいですが、トータル収支はもちろんプラス。
お前らも、リスクや期待度を加味しながら粘り強く狙えば、勝ちを意識しながらも、打ちたい機種の設定６を打てる日が必ず来ます。
そのためには、打ちたいから打つのではなく、状況をしっかり見極めることが何より肝心。
店に合わせて狙う頃合いを常に意識する。その一点に尽きると私は思います。
つづく。
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