2021年を振り返る!の段

nikki-eye
パチスロ日記

12月28日付け

今、令和何年なんだろう。語感の味気無さも手伝ってか、年々和暦の使用頻度が下がってきてるよね。
数年前には和暦で有効期限を記載していたせいで、運転免許が(うっかり)失効してしまうハプニングにも見舞われたし、 中華帝国と対等に渡り合うための独自の年号制度もそろそろ時代遅れの悪寒。
この際、行くところまで行って、西暦から脱却し、一週間を7日じゃなくて日月火の3日間という暦にするってのもありじゃなかろうか?
月によって30日と31日に分かれるのも変だしね。

ここで一句
いつまでも、見られぬ兆し、改正の、詔(みことのり)を待つ、暦と憲法

私は左翼なんだろうか、右翼なんだろうか?
自分でもよくわからない、今日この頃。

さて、今回の日記は、メルマガでも少し触れましたが、令和3年を振り返るという普段とは違った趣向で書こうと思います。
と言うのも、ここ数か月はほぼ「絆2」しか打っておらず、記事になる実戦ネタが無いんですよね。
番号なりに絆に座って、こういう展開だったので追いました、はい、設定6でした、2000枚出ました。って話し誰が読みたいよ?
何より、今年は事実上5号機最後の年ですし、6,1、6,2、6,3と内規もめまぐるしく変わった上、 パチンコはかつてないほどの進化を遂げた1年でもあります。
まさに激動の1年。振り返らない手は無いんじゃなかろうかい?

まずは年明けから春先
このころから次第に「低ベース」機が市場に投入されるようになり、政宗、北斗の拳宿命など強めのタイトルが続きました。
待望の低ベース化に成功し、ここからスロットルの復権が!!と思われましたが、 ペナルティや「デキレ」、有利区間に対するユーザーの不信はむしろ増幅し、流れを変えることはできませんでした。
台の出来がよかっただけに、北斗のペナと設定6のデキレ(連荘具合とCZ突破率)には、ただただがっかりするばかりです。

その一方で、時を同じくしてパチンコは遊タイムや「時速」を武器に、コロナ禍にありながら我が世の春を謳歌します。
遊タイムの破壊力と大工の源さんのスピードにはホント驚愕させられましたよね。

私もそうですが、年明け~春までは遊タイムのエナやパチンコで凌いだという打ち手も多かったのではないでしょうか?

春~夏
3月の北斗導入以降、スロットルは新台に恵まれず、既存の絆2、番長3、ジャグラーで「回す」店がほとんどとなりました。
そこに精々、リゼロやまどかマギカ2(5号機)が加わる程度で、6号機というかスロットルに対する期待は強く失われたように思います。
イベントはルーティーン化し、番号なりに番長、絆から埋まっていき、ワンチャン勝負、、、というつまらん状況が続きましたよね。

そんな中、やはり、問題は有利区間にある。有利区間をなんとかせねばパチスロの衰退は避けられないとの、 焦りにも似た危機感がようやく実を結び、業界は「1500ゲーム上限」の引き上げ(=3000ゲーム上限)を勝ち取ります。6,2号機ですね。
検査基準が6,1号機に変わってから、1年も経たず、再びの内規変更。全くの異例と言えるでしょう。
これで、エナも多少は有効になるでしょうし、何よりゲーム性に幅を持たせられるようになり、 低設定でも夢のある機種を作れるようになれました。
ようやく、希望の光が見えて来たかに思えましたが、開発から導入まで半年はかかるという見立てが支配的で、 12月現在、6,2号機は数機種の導入にとどまっていることからもわかるように、まだ情勢を一変させるには至っていません。
また、相変わらず設定6だけ別格というデキレ仕様も散見され、 「うしおととら」や「戦国乙女」などは6,2号機でありながら、酷い有様です。

そんな停滞するパチスロを横目に、パチンコは大工の源さんの増産分が一気に導入され、 類似スペック機を巻き込みながら、高継続、高時速ブームが到来。
わずか30分で2万発もの出玉獲得をも可能にする異常スペックがパチ屋を席巻しました。
僕は初打ちで2連終了させるなど、全く体感できませんでしたが、、、(怒)

この辺りから、「P機規制」とは何だったのか?とさえ思えるようになってきましたよね。

夏~秋
少し遅れて、まどかマギカ前後編、コードギアス3といった、6,1号機の本命機が登場しましたが、 これらもまた、デキレが打ち手の不信感を誘い、長持ちしませんでした。
特にコードギアスは設定差の大きい要素がひたすら隠され、またゼロボ(バー揃い)のイカサマもあり、 原作のファンであろう若い打ち手の失望を買いました。ペナもあったし。
キラーコンテンツと言ってもいいまどかマギカ、ギアスでこれはないよね、、、もうダメかもと感じたユーザーも多かったのではないでしょうか。(僕は前後編は好きだけど)

後退するパチスロをしり目に、パチンコは奴(=牙狼)の登場でいよいよ、クライマックスへと進んでいきます。
6月に導入が始まった牙狼は、部品不足で納入が遅れた(り、台数が少なかった)こともあり、超の付く高稼働を維持。
皆さんもすでに体感済みだと思いますが、1500発が光速で80%ループする様は凄まじく、 依存性は源さんの非じゃないよね。 あっという間に1万発。「戦い」に勝てばさらに1500発なんだもん。そしてまた、この戦いが勝てるんだよね。
少し前の80%ループって、突然確変2Rも含んでの80%が多かったから、体感的に80%って感じはしなかったけど、 今の80%は、ホントに80%だもんね。そりゃすごいよ。まさに鉄火場。

もう一度言います。「P機規制」新基準機とは何だったのか?
そのうち怒られるぞ~。「とある魔術の禁書目録」くらいで止めとくべきだったと僕は思う。

秋~冬、現在
いよいよ5号機、CR機の設置期限、総入れ替えを目の前にして、パチ屋は機械代捻出が本格化。
コロナが落ち着いてきたにも関わらず、設定状況は日に日に悪くなる一方でした。
そしてイベントは完全に二極化。
「スロパチ」や「シバタ」、「周年」のような強イベントには人が方々から集まり、設定が入る一方、 1の日や5の日といった普段使いのイベントは、そのあおりを受ける形でガセが目立ち、徹底的に弱くなりました。(もちろん店によって差はある)
弱イベントと通常営業日の差も徐々になくなり、体力の無い店は最高設定が4になる始末。
中でもキング店の弱体化は本当に深刻です。このままスロットルは死んでいくのか、、、

そんな中、スロットに再び内規改正の動きが。
未確認ですが、どうやら有利区間の、今度は枚数に関する変更=緩和があるらしいですね。
6,2号機も落ち着くことなく、すぐに6,3か、、、どうなることやら。

少なくとも、スロットルの夜明けは、まだ先。
今年も残りあとわずかですが、スロットルと少しでも長く付き合うためにも、状況や潮流の変化には敏感になり、 大局的な立ち回りを心がけたいものです。
今がホントに一番厳しいときです。無理をせず、距離を置くのも一つかもしれません。

といったところで、今回はここまで。
次回の日記では、来年の見通しについて、書きたいと思います。

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