ニューパルサーSP4(太鼓の達人)の小役確率

omou-eye
我思う

6月4日付け 第153回 ニューパルサーの小役確率は計算で出せる!

結論を先に知りたい人が多いと思うので、先に書いとくね。
1/6,3より良ければ高設定より、悪ければ低設定より。
注意点も含め、詳しくは本文読んでね!

以下本文

導入、間もない新台ニューパルサーSP4(with太鼓の達人)を先日打つ機会がありまして、2000ゲームほど回したんですよ。
序盤からビッグが先行し、ボーナス合算は設定8ぐらい。当然出玉もそれなりに出たんですが、どうも「手ごたえ」がよろしくない。

と言うのもね、ビッグを確率以上で引いてるのに、思ったほど出玉になってないし、何より体感で全然回ってない。
いわゆる設定示唆的な演出もなかなか出なかったこともあり、ボーナスの割には、何というか安心感や勝負が決した感がちっとも感じられず、それが手ごたえの悪さに繋がったんだと思います。
6号機のノーマル機は、5号機と比べボーナスでの獲得枚数が抑えられているため、通常時の回転数(=小役の出現具合)って思いの外、出玉に現れるよね。

で、その肝心の、実戦中の小役確率は、、、1/6,8くらいでした。
初打ちですし、何より、小役確率は非公表。けっこうネットサーフィンしましたが、実戦値を載せているサイトすら見つからず、、、
ゆえに、この数値が良いのか悪いのかは、本来なら判断できないはず、なのですが、、、

すこーし計算すれば、正確に判断できちゃうんですよね。
なんなら、かなりピンポイントで小役確率も当てられちゃう。
すごいですか?

今日はそのからくりについて、書きたいと思います。

まず、パルサーの小役関連の基本的な話しから

パルサーシリーズの小役は、大きく分けて2つ。
リプレイと8枚役(シリーズにより7枚だったり時に10枚)です。
払い出しのある役(=リプ以外)はチェリーとベルとオレンジの3種類があり、それぞれが別フラグですが、全ての小役はオレンジと重複成立しているため、取りこぼしは発生しません。
これが、5号機からのパルサーの新伝統です。今作でももちろん踏襲。

そして何より、小役確率に大きな設定差がありバケ確率と並んで設定推測の軸となることも伝統であり、これは初代ニューパルサーからの伝統と言ってもいいでしょう。
現時点ではまだ断定できませんが、今作でも、ほぼケロット柄程度の信頼度で、小役確率に大きな設定差がついていると考えられます。(これも計算すればすぐに断定できる)

では、具体的なカウント方法と数値ですが、、、
もう一つ大事な要素があります。
それは、チェリーやベルフラグにのみ設定差がついているシリーズが多く、おそらく今作もそうだと考えられることです。
すなわち、別々に小役をカウントする方がより早く、正確に設定推測できるわけです。

とはいえ、ですね、結局は全役の合算で見てもいいと思うんですよ。
目押しも面倒だし、別カウントしたところで、一つは設定6なみだが、一つは設定1以下みたいなこともよ~くあるじゃない?
なので、3役(実際には4役)合算でカウントしましょう。僕も目押しをせず、合算でカウントする派です。

じゃないと、この記事がそもそも成立しないのでね。(ゲラ)

それではさっそく(?)、なぜか、設定3の小役確率(4役合算値)を公表しますね。

、、、ここからは、チャンネル登録とグッドボタンもしくはエスパーハウス会員、または書籍、NOTE購入者限定、、、以下略。

1/6,28です。

考え方や数式は以下の通り
設定3の機械割は99,9%と公表されていますが、計算しやすいように、これを切り上げ100%としましょう。

3枚入れたら3枚返って来るのが100%です。(当たり前)
また、100%に限ってはリプレイを3枚役として計算しても、数値は変わらないので、リプレイを3枚役として計算しますね。(割と重要)

まず、ボーナスで得られる枚数は280枚(ビッグ)と95枚(バケ)。
ビッグは1/273でバケは1/328と公表されています。
これを1ゲームあたりの枚数に換算すると、、、
ビッグでは280÷273、バケでは95÷328なので、それぞれ、1.02564枚と0.29枚。
すなわち、1ゲームあたりボーナスでは1.315枚得られるわけです。
またリプレイでは、1ゲームあたり、3÷7,3(リプレイ確率はほぼ全台共通で1/7.3)なので、0.41枚。
これを合わせると1.726枚になります。(適宜四捨五入しています)

繰り返しますが、機械割は100%なので、3枚入れて、3枚戻って来るには、あと1.274枚必要です。
これを補っているのが、8枚役です。8枚役しかないのです。

8÷X=1,274
X=6,2794
このことから、設定3の(8枚役の)小役確率は約1/6,28と計算することができます。

当然、設定1と2はこの数値よりも悪い数値であることは間違いないでしょう。
おそらく、1/6,4くらいでは?
逆に、設定456では、この数値よりよいはずで、1/6,1、なんなら1/6を切って来るかもしれません。
設定4で1/6,2、設定5で1/6,1、設定6で1/6。これくらいなのでは?と予想していますが、どうでしょうね。

もちろん、ボーナス確率と機械割が公表されているので、各設定の小役確率を計算することも可能です。
ただ、その際はリプレイの扱いがめんどくさくなるので、後は各自でお願いします。

話しを実戦の日に戻しまして、、、
その日は2000ゲーム程度回して、小役確率は1/6,8でした。
改めて、設定3の理論値=計算値である1/6,28と比べると、明らかに悪いのがわかります。

そこに、体感的、経験的な設定示唆演出やトロフィーの出具合を加味すれば、、、
出玉こそはそこそこあり、ボーナス確率も設定6並みでしたが、この台の設定は、、、

そうだね。
プロトコルだね。(?)

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