場末のボッタ店をお弔い!!の段~前編~

nikki-eye
パチスロ日記

2月3日付け コード両店のさよならイベント実戦記

1月末日をもって、東西とも完全閉店。
それを知ったのは、某メガ千代原口店での一勝負を終え、次の「一日店長デー」の告知が無いか、太秦コード店に確認にいった1月22日のことだったと思う。
が、そこにあったのは、期待したイベント告知ではなく、落胆の休業(=閉店、廃業)告知でした。

いつかは来ると思っていたが、もう少し先。
「予兆」は出ていたが、あまりに突然の展開に、信じられない、というより、なぜ?という気持ちが先バレし(?)、慌てて従業員に問いただす。
そこにはバイトしかおらず、なぜ?への回答は得られなかったものの、直接従業員から閉店の言質を取ったことで、それが現実的なものだということを受け入れるには、大して時間はかからなかった。
すぐに貯玉を換金し、一刻も早くこの泥船から脱出しなければ!
と思ったのもつかの間、閉店はするものの、今月も残された営業日のどこかで一日店長デーはやるとのこと。

沈みゆく船がいかほどの夢を魅せられるのか、甚だ疑問ではあるものの、「公約系」である以上、一定の期待感は持てる。
何より、太秦で唯一ガセが無いのが、一日店長デーだったからね。
ちょうど1年、月に1度の開催なので全12回、イベントがありましたが、全部の回で公約は守られ、慎重派の私ですら怪しいと疑ったことは1~2回しかありません。

最後の最期で壮絶なガセを見舞ってきたとしても、それも一興。
それだけマジメに育ててきたイベントだからね。大丈夫でしょう。

そう踏んで、1500枚だけを残し、7000枚近くあった貯玉を換金。
パチンコ分と合わせ、12~3万円くらいあったと思う。

正直なところ、この店だけは「飛ぶ」危険性をずっと警戒していただけに、こうして無事に現金化できて、少し拍子抜けしています。
少し話しが逸れるけど、貯玉貯メダルは我々が考えているよりずっと安全ですね。
おそらく、貯玉保証に加盟している店舗は供託金を納めていたり、保険のようなものに入っているのでしょう。
閉店前に現金化されようが、閉店後に(保証協会の)カタログで交換されようが、店としてはコスト負担は変わらず、だったら換金に応じておこうという算段なのかもしれません。
もちろん、補償協会に加盟していない店舗はこの限りではありません。

太秦店を後にし、向かったのは、当然、、、
そう、東のコード。西院店です。
こちらも5000枚近い貯玉があったので、直ちに換金する必要がある。
自動車で5分。徒歩20分の距離にある西院店。
店の規模は太秦店の半分程度だが、商圏はもとより、設置機種や客層が被り、コードを苦しめていたのはコードなのでは?と今、思う。

ハコがしょぼく、持続可能性が無い西院店を閉め、太秦店にリソースを割けばもう少しやれたのでは?と思うが、自社物件かつ、本社が入っているため、西院は閉められず。
かといって、太秦店はハコも立地も段違いによく、グループの旗艦店(コードは、もとは市内に5店舗あった)としてのポテンシャルがあった。
このジレンマに縛られ続け、結果、2店舗とも共倒れという終局を迎えてしまったように思います。

トップワンやオメガのように、本社機能だけはそのままにして、不採算の店舗部門だけ潰せばよかっ種。
そうしてたらまだ、太秦だけは生き残れたかもしれないし、グループの復活もできたかもしれない。
まあ、でも、どうやっても難しかったか、、、

そんな本店である激ショボ西院店に着くと、偶然にも白服2人が揃ってお出迎え。
片方は西院の店長、もう片方は、、、太秦の一日店長ではありませんか。

「(閉店)ご存知ですか?」の第一声を皮切りに、話せる2人が揃っていたので、ここでいろいろと話しを聞くことができました。
閉店に至った経緯や今後のこと、、それはそれは涙無しには、、、(大嘘)

彼らにとっても突然だったようです。
経営側から閉店の告知を受けたのは、年末とのこと。
突然、暮れに本社(と言っても西院店内2階部分)に呼び出され、閉店(廃業)を告げられる、、、何がメリークリスマスやっ!!どこがハッピーニューイヤーやっ!!きっとそう感じたことでしょう。

店内に掲示してある「明けましておめでとうございます。皆様にとって2024年がいい年でありますように」との当たり障りのない新年の挨拶が、示唆的で、一層、もの悲しさを引き寄せる、、、
そうか、お前らにとっての2024年は少なくともいい年では無いもんなあ、、、

そうなると、1月は普通なら回収。それも相当無慈悲なものになるはず。退職金の額(有無?)とも直結しそうだしね。
最も効果的なのは、ガセイベントで煽りまくる一方、貯玉は貯めるだけ貯めさせて突然死!
どれだけSNSで叩かれようが、エスパーハウスに悪質だのボッタだの煽られようが、死を迎える無敵の店舗には無意味。
何なら(太秦店のみ)10月からの再プレー無制限化はこれの伏線だったんじゃないかとすら思う。

が、実際はそうしなかった。
精々、太秦が連日連夜の開き直った超盛りガセ煽りで、悪質店なりの正義で「取り」に来る程度でした。
「皆様」だけでなく、ワシらかていい年にしたいんやっ!という最後の常識的な抵抗。

いやはや、最終最後のお時間まで期待を裏切らない絵に描いたような悪質優良店ですね。見本。お手本。レジェンド。レガシー。
太秦よ、永遠なれ!

一方、、、
ここ西院店は普段通りなんですよね。
閉店が決まった1月に入っても、9日、19日の定期イベント日には普通に設定入ってたし、ノーマル機に至ってはほぼ毎日バケが20回以上付いてる台がある。
ガセイベントや釣り広告すら無い、完全通常運行。
とても廃業前の店とは思えない設定状況でした。客はいないけど。
何ならひっそりと、来月以降も営業を続けるんじゃないか?とさえ思う入れ方です。

同じ場末のボッタ店なのに、この差。
それだけ、賃貸(太秦)と自社物件(西院)の違いは大きいということかしらね。

とにもかくにも、比較的信用できる西院店は店長の一言「最後まで普段通りやるだけです」、これだけで29日もそれなりに期待できるだろうと判断できる。
ということで、西院店でも貯玉を全部清算せず、さよならイベント(勝手に命名)に備え、2000枚程度残しました。

閉店まで後10日。
上位ATまであと10発みたいな感じで、東西両店のさよならイベントへの態勢はこうして定まりました。

つづく

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