<緊急差し込み>コード太秦、コード西院、共に逝く!!の段

nikki-eye
パチスロ日記

1月22日付け コード両店の思い出

パチンコは万年釘。スロットは据え置き多数のベタピン放置。
数少ない新台だけがわずかに稼働し、他の島は閑古鳥が鳴く。
こんな絵にかいたボッタ店はコロナですでに淘汰され、現状残っているのは、それなりに設定の概念がある店だけです。

すでにご存じの人も多いでしょうが、コード店がまもなく休業します。
西(太秦)も東(西院)も同時に閉店し、パチンコから完全に撤退するとのことです。
code

コード店は紛れも無いボッタ店でした。
ゆえに、休業はやむを得ない。むしろ当然であり、人によっては、遅かったとすら感じている人も多いことでしょう。

しかし、私には、コードが皆が思うようなボッタ店だったとは、思えないんですよね、、、

確かに数年前まで、まだ5号機があったころはボッタ店でした。それも超ド級の。
リセットすらマレで、宵々々宵越しのエナが効くほど無気力で、設定どころかイベント自体も存在しませんでした。

それが、リゼロや絆2に代表される6号機時代に突入すると、そういった無気力営業は成り立たなくなり、ほどなく設定を使って、出玉還元を行い、集客を図る方針に切り替えました。
太秦店ではイベントも積極的に行うようになり、設定6も散見されるようになりました。
実際に、設定6に至れることも多く、日によっては京都で一番設定を使っていた日もあったことでしょう。

この時点でコード店はボッタ店ではなくなったと私は思うのです。
なんなら、特定日だけでなく、ド平日にも設定6が存在する「優良店」になったといってもいいと思います。

しかし、その方針転換も空しく、ド級ボッタのイメージは覆すことができず、1年以上は「優良店」として頑張ったんですが、客足は最後まで戻ることがありませんでした。
やがて、心を折られたのか、利益が出なかったのか、正攻法は諦め、ガセイベントで情弱を釣るという悪質営業に堕ちて行きました。
こうなると、後はどこまで突っ張れるかというカウントダウン状態に入るだけ。
そこから数か月。年が明け、とうとう、その時が来たということ、ですね。

太秦店に対し、いいイメージを持っている打ち手は少ないでしょう。
私もそれなりにいい思いをしましたが、終盤の開き直った悪質ガセ営業に嫌気が差し、ここ数か月は足が遠のいていました。
閉店は当然。また一つボッタ店が逝って、今日も酒が旨い。これが偽らざる本音です。

ただ、これはあくまでも太秦店の話しであり、悪質営業を繰り返し、地下鉄駅徒歩1分という好立地な店を潰した店舗責任者(とそれを強いた経営陣)に対しての気持ちです。
そういえば一つのエピソードに、、、
ある日の事。
ラインで強くパチンコを煽ってきたんですよ。
その日は「パチンコの日」だったらしく、その記念日であることを告げ、がんばりますっ!的なラインでした。
当時はスロットだけでなく、「ムンクの叫び」の人形を使って、パチンコの「優秀台」を示唆するイベントもちょこちょこやっていました。
再プレー状況下ではありますが、時にはボーダーを2~3超えてくる台も存在したころから、この日は大いに期待して、珍しくパチンコ狙いで突撃したんです。

が、探せど探せど、それらしい「優秀台」は見つからなかったどころか、試し打ってみようかと思うほどの台すらありませんでした。
まあ、ガセですよね。
それだけでも腹立たしいのですが、早々に店を後にする際、偶然、店長と駐車場で遭遇したので、一言かけたんですよ。
「煽ってる割に、パチンコ、いつも通りじゃない?そりゃないんじゃない?」と。
すると、、、あろうことか、
「いや~パチンコは釘じゃないですからねっ(にぱあ)」
という返事が返ってきたではありませんか。

さすがにこの返答には呆れたね。
これ以来、店長を人として全く信用しなくなりました。
それからは、ずっとアンチです。なので、潰れてハッピー。

一方、西院店は違います。
元超ド級ボッタ店だったこと、途中から設定を入れだしたというところまでは太秦店と同じです。
違うのはそこから。
西院店は「ハコ」の規模の小ささから、(方針転換)当初より常連を大事にすることをもっとうに、イベントでの派手な出玉を極力控え、平日でも「遊べる店」を目指していました。
連日ノーマル機に設定5を必ず!使い、ベースは設定2(6枚交換だけど、再プレーが460枚まで可能)。これだけでこの店がいかに薄利でやっていたかわかると思います。

ですが、高騰する機械代、立地の悪さ、「ハコ」の小ささという特大の壁の前には、こういった現実的な営業努力も無力でした。
遊ばせても遊ばせても一向に(新規の)客足は伸びず、自社物件というコスト負担の少なさに支えられて、延命していたに過ぎなかったのです。
正直、西院の店長は頑張ったと思う。最後まで営業に誠実だった。

勝てたということより、いついってもサンダーやハナビを(お遊びだけど)打てる安心感がこの店の存在価値でした。
それが無くなってしまうことが僕は悲しい。
と、同時に、全店舗(東西2店舗)が無くなってしまうことで、バイトを含めた従業員が失業してしまうことも悲しい。

零細ボッタ店あるあると言っては失礼ですが、コード店は東西どちらも、従業員と客の距離が近いばかりか、質もよく、彼らがわずかばかりの?退職金を手に路頭に迷ってしまうのは実に忍びない。
特に、名物店員である遠澤(仮名)や夜限定の黒縁眼鏡の青年バイトはカリスマと呼べるほどのプロフェッショナルで、実に口惜しい。
もう少し、(太秦店の)店長が若く、やり手だったらなあと思うと、、、悲しいね。

そんな死に行くコード店ですが、最後まで「頑張る」とのこと。
実際に先日の19日(数少ない西院のイベント日)には閉店が決まっているにも関わらず、設定がアホほど入ってました。(データで今も確認可能)

残すところあとわずか。
太秦店は30日に、西院店は29日に最後のイベントを行います。

みなで弔いに行こうじゃないか。
引導を渡し、介錯を仰せつかるその大役。
私が賜ろう。

ガセは無いっ!
エスパーハウスの名に懸けて!!

さらば、コード。
さらば、悪質優良店。

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