三重スロに行く人へ。

mieslo

今年も残すところ数日。年末。
そう、あの40時間耐久スロット、三重スロが目前に迫ってまいりました。

エスパーハウス読者の多くは、すでに三重スロが何なのかをご存知だと思いますが、簡単に説明しますね。
端的に言うと、三重県下のパチ屋の多くが12月31日に閉店することなく、そのまま終夜営業の末、元旦の営業に突入するというものです。
途中に、例えば10分間メンテナンス時間があって閉店するみたいなことは無く、正真正銘の通し営業です。
当然、設定も釘も40時間そのまま!なので、仮に設定6など掴んだ日には、普段の3倍おいしいわけです。

これを聞いて、熱い!と思った人は、重度の依存症かつ養分体質。賭場の鴨です。
どーせ、全台低設定なんだろう?と思った人は、リアリスト。政治信条もきっと右よりだと思います。

いずれにせよ、多くのパチスロファンにとって、大きな関心事であり、収支や設定状況は一旦置いといて、一度は参加してみたい「祭り」の一つであることは間違いないでしょう。
ましてや今年は、スマスロがありますからね。
コンプリート機能、発動させてみたいやん?

ということで、止めはしない。
行きたい奴は行けばいい。

だが、待て。ここを読んでからでも遅くは無い。
どーせ行くなら、上手に楽しんで欲しいやん?

以下、三重スロの常識として、まとめたので、行く前に必ず読んで欲しい。

常識1、31日は抽選から行かないと台は取れないと思え。

三重のパチ屋の開店時間は9時です。そして、大半の店で抽選は8時半です。
三重スロには想像以上の人が集まるので、抽選を受けないと、メイン機種やディスクやアクロス等の甘い機種はまず座れません。
なので、抽選ではなく、並び順の店に並ぶがおススメです。(松坂市のトップワンは並び順の入場だったと思います)
もちろん、コンパス併用。前ノリ必須。

常識2、人気店では台移動はできないと思え。

多少、店によって異なりますが、だいたい23時ごろからが稼働のピークで、概ね深夜2時ごろまでは空き台も出ないくらい、店内は客でごった返します。
それまで、31日の夕方ごろには、移動できるケースもありますが、そこを逃すと翌朝まで移動できないと思った方がいいです。
メイン機種や甘い機種は空いたそばから奪取、移動が基本です。

常識3、設定は全台1だと思え。

極マレに高設定もあるようですが、全台設定1だという前提で臨みましょう。
銅トロフィーはプレミア。偶数挙動は激熱!空き台になり次第、移動。
上にも書きましたが、とにかく台が空かないので、エナをして凌ごうとは思わない方がいいです。
軍資金に余裕を持つことは言うまでもない。(コンビニATMもメンテナンスで正月三が日は使えない可能性も現実的にあります)
ノーマル機なら10万、AT機は15万、スマスロは20万、最低でも必要です。

常識4、換金率とは別に手数料が取られる。

三重は特殊な地域でして、換金率とは別に、交換窓口で手数料(2%だったと思う)が別に徴収されます。
例えば、5,6枚交換だとして、、、
50枚貸しの場合は、56枚で1000円分の景品(中景品)をパチ屋内のカウンターで貰えますが、それを換金所に持っていくと、1000円ではなく2%引かれ、980円で買い取りになります。
要は二重に換金ギャップを取られるので、思いの外実質的な換金率は悪いです。
よって、店移動を考えている場合、できるだけ出玉を飲ませて(使い切って)から移動するべきです。

常識5、三重は広い。

40時間営業を行うのは、「三重県」の店です。
なので、東から行く人は、名古屋にもほど近い「桑名市」、西から行く人はほぼ滋賀じゃね?「伊賀市」や「名張市」が便利です。
どうしても三重と言ったら津や四日市、松坂、伊勢あたりを連想するため、遠いイメージを受けますし、 多くの人がこれらの主要都市を目指すと思いますが、桑名も伊賀も名張でもいいんですっ!
何なら、南部の熊野市や尾鷲市まで行けば、空いてると思うので、いろんな意味でチャンスかも。(裏付け無し)

常識は以上です。

ここからは、主観とアドバイスを少し補足しようと思います。
まず、(31日の)朝が早いせいで、夜の11時を過ぎると、途端に眠くなります。
また、0時にカウントダウンイベントのようなものが行われる店舗も多く、その際には一種の達成感を得られるため、割とどうでもよくなってきます。

すなわち、深夜1時ごろが一番ピンチの時間帯です。(40時間耐久するなら)
もっとも脱落の危険性が高い時間であり、かく言う私もこの時間帯に脱落しますた。
何度も外へ出て、寒風にあたったり、リポビタンとかアスパラとか飲んだりしたんですが無理でした。
※詳しくは「三重スロの実戦記」をご覧ください。

ここを乗り越え、4時を過ぎると、逆にハイになるので、少し楽になります。
麻雀やる人はわかるかも。徹マンしたときのテンションと眠気の波は三重スロでも全く同じ感じに来ます。
多分、焼きそばUFOをこの時間に食べるとめちゃくちゃおいしいと思います。

でも、2日目もお昼前になると、さすがに眠さの限界が来ます。
正直、おじさんにはこれ以上は無理。

よって、一つの妥協?策として、(パチ屋で)年を越して祭り感を楽しんだ後は、何とかがんばって日の出までは打ち、 明るくなったのを確認し伊勢神宮へ初詣に行って、スーパー銭湯で朝風呂に入り、鉄道で帰路へ着くのが最も現実的かと思います。(お財布的にも)
経済的に余裕のある人はホテルを(1月1日~2日分)取っておくのもいいと思います。
帰りの鈴鹿峠、青山高原はほぼほぼ凍結します。
積雪もあるかもしれません。
電車で行く場合はその限りではありませんが、自家用車で行き、車内で仮眠を取る場合はくれぐれも一酸化炭素中毒にご用心。 知らず知らずのうちに積雪しマフラーがつまり、そのまま、、、

2つの意味で、三重スロが命がけにならないよう、そして、楽しい三重スロになるように、事前にしっかり計画を立ててから臨みましょう。
早々に予算オーバーしたときのことや、予定より早く体力に限界が来た時のこと、はたまた、大雪になったときのことなど、全てを想定しておきたいものです。

それではみなさん、三重でお会いしましょう。

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