新台はこう打て!

katigumi-eye
さらば負け組の日々

新台を打つ際の事前準備 10月21日付け

熱すぎた夏も終わり、気が付けば今年も残すところ後2か月あまり。
新バジリスク絆の検定通過ニュースが流れるなど、年末商戦に向けて、新台導入ラッシュに入りつつある今日この頃。

エスパーハウスとしては新台入れ替えや最新機種に依存する営業方針には非常に否定的ではありますが、「新台を打ちたい」という多くの打ち手のニーズが依然として強い以上、抱き合わせを辞さず、最新機種の確保に尽力する店の気持ちもわからんではないところです。
いち打ち手として、一機種でも主力として長生きするような台が出てくることを祈るばかり。
番長ゼロ、カバネリ、北斗、、、に続く機種が出て欲しいよね。

その中で、我々打ち手の願望としてあるのが、ただ打ちたいのではなく、「新台で勝ちたい」という図々しいもの。
店側の機械代負担を考えると、構造的に新台は勝てないはず。
それをわかっていながら、あたらしものを楽しんであわよくば勝とうなんて、実に身勝手な生き物である。

自分だけは、、、という楽観論。
いろんな意味で身を亡ぼすぞ!!

と、お説教をしたところで、聞く耳を持たないお前らには無意味。
ならば、媚びて、その新台で勝ちたいという、邪悪な願いを実現すべく、少しアドバイスを下賜してやろうかいっ!!

1,攻めていいコンテンツとダメな台

前述の通り、新台は50万円、スマスロなら100万円という途方もない導入コストが掛かっています。
(スマスロじゃなくても)抱き合わせ分も踏まえると、人気コンテンツは1台100万円というのが現実。
正直高すぎるよね。

それでも導入するのは、お前らが望むから。
そのクセ、少しでも「クソ台」だったり、波が荒過ぎたら、すぐに見切られ通路化するのが昨今の流れ。
100万円単位でお金をかけて導入しても、機械台すら回収できず、結果として店の追い詰める機種で溢れています。

花火百景!!ハーデス!!バサラ!!バイオ!!お前だよ!!!

こんな状況ゆえ、店は、せめて機械代+ランニングコストくらいは、、、と考えたくもなるもの。

でも、だからと言って、導入から回収一辺倒になるかというとそうでもない。
なぜなら、(本命機種が)誰も事前にコケると分かっていて、導入するわけないからね。
せっかく導入する以上は、少しでも長持ちさせ、薄利多売でやりたいと思うのが多くの責任者(店長)の考えるところでしょう。

出したいんだよ!!楽しんでもらいたいんだよ!!これは偽らざる店長の本音です。

でもでもでも、現実問題、株式会社、営利企業である以上、そうも言ってられない。
雇用を守り、地域の活性化に貢献するには、向き合わなきゃいけない、現実と。

そこで、選別、選択が行われるのです。
ある程度、導入機種の「寿命」にめどをたて、それに沿って運用する。

これはまず、導入台数に表れると思います。
早い話が、(コンテンツやスペックから)前評判が高い機種は優遇し、逆に低い機種は冷遇する。

わかりやすく言うと、導入台数が多く、メイン機と考えているなれば優遇。それ以外は冷遇。

店としても、末永く利益と売り上げに貢献できる予測が立つ台は、最初から甘く使うのがセオリーです。
新しいまどかマギカ(フォルテ)や絆はそれに該当する機種だと思います。
まずはこういった、客観的にもメイン、本命と思える機種に座るのが、新台で勝つ第一歩です。(当然、抽選は厳し目)

逆に、導入台数が少なく、また、入れ替え初日の夕方にはちょこちょこ空き台になってしまうような台は、ダメです。冷遇一直線。
こういう機種はどうやっても勝てないです。構造的に不可能。
新台で勝つ方法を教授すると言っておきながら、やっぱり、バラエティーに1台、2台というピンフ台、KPE台で勝つのは無理なのです。諦めましょう。

ダメなものはダメ。

2,公表値から考えろ!

ここからがより実践的な話し。
まず、新台が導入されたら、そのスペック表を見ましょう。
そして考えるのです。

ボーナス確率、AT確率、割。
とりあえず、この3つを特に注意深く見る。

その上で、設定ごと、特に設定6と設定1がどういった挙動になるか想像するのです。
一例。
やや古いですが、戦国無双。

戦国無双スペック表
出典 DMMパチタウン
これ見てどう思う?
設定1と2でボーナス確率やAT確率は全然違うのに、割の差はわずか。
ここから、設定により(特に設定1とそれ以外に)、AT性能に違いがあることが読み取れるはずです。
そして、設定6の当たりやすさよ。
もう、別格でしょ。

解析値?実戦値?そんなのの発表を待つことなく、この台にデキレ(弱ラッシュ)があり、かつ設定6は丸わかりだということを読み取れると思います。何なら、設定4や5は劣化設定6というところまで読み取れる。
そして、実戦中に早々に、強ラッシュ出たら設定1!と判断しやめることができますし、不運にも天井行ったら設定6否定とこれまたやめることができます。

何のことはない基本スペックを確認するだけで、これだけのことが打つ前にわかるのです。
もちろん、これは極端な例であり、機種によっては、基本スペックからは何も得ることができないものも多くあります。

戦国無双の他に、ハーデス、海JAP祭、俺の空あたりが現役機種の中ではこれに該当します。

3,検定(出玉試験)のルールを把握しろ!

これはやや難易度が高い注文かもしれませんが、検定のルールを知ることで、ほぼ全ての台における「デキレ」の有無を見抜くことができます。
と、同時に、早い段階で、適切なヤメ時や有効な設定推測に至れる可能性がグッと高まります。

詳しく説明したいところですが、(長くなるのと)過去記事で段階的に言及してるので、言ってる意味が分からない人は、過去の記事をご覧ください。
何なら新台を打つ際の心得的な記事は過去に何度か書いてます。

4,メーカーごとのクセを掴め!

検定はメーカーにとってリスクです。
できることなら、さっさと通したい。
となれば、(通過)実績のあるスペックで臨みたいというのが常。

結果、見た目や公表値に違いはあれども、中身や核心部分は同じと言うことが多々あります。
メーカーこそ違えども、一時「リゼロスペック」が流行ったでしょ?北斗天昇、シャア専用、慶次、青鬼、、、

似たような台が続くのは、打ち手側の熱の高まりというより、メーカー側の(検定対策の)事情に寄るところが大きいと思います。

参考までに傾向を例示すると、
ユニバは別格系やデキレを嫌い、均等で推測が難しい機種を作りがち。
サミーは徹底的にデキレを隠しつつも、核心部分はデキレ頼み。
ヤマサはデキレ上等。(キン肉マン以降流れは変わりました)
大都はいろいろなスペックに挑戦。
ピンフ、カスティー等のパチンコメーカーは浅はかで二番煎じやパクリが多い。
KPEは検定通過を最優先した無理ゲースペック。
これが僕の印象です。

ここに設定推測の突破口が必ずあります。
そこから事前に仮説を立て、実戦に臨むのです。

5,設定6の割が低い台には近づくな!!

リスクの割に見返りが少ないという点はもとより、設定6の割が低いと言うことは、相対的に設定推測が難しい傾向が強いです。
情報が限られている中でこういう台を打つのは大変危険です。
何より、設定が出玉に結びつきにくく、多くの人が依存している実戦当日の「出玉感」からの推測が全く不可能になります。
結果、例え設定6だったとしても、捨てちゃう。中間なら言わずもがな。

直近では新エウレカ、少し前ではガンダムユニコーン、消防隊がこれに該当します。
避けるだけで、収支は大幅向上、間違いなし。
新台に限ったことじゃないけど、割の低い台は打たないというクセを付けましょう。

以上!
情報が少ないからといって、場当たり的に新台に挑んでは返り討ちにあうのが関の山。
限られた情報からでも、確信的な指針は生まれます!!

もちろん、うまく調整し、設定がわからないように設計されている台も多いです。
そういった台や少数導入機種を避けることで、あなたの新台ライフはより充実することでしょう。
何より、考えて打つことで、パチスロスキルが向上すること間違い無し!

大切なのは、中間設定で楽しみつつ勝つみたいな甘えは捨て、設定6だけを狙う。
もしくは、設定1を避けることにフォーカスした立ち回りを徹底する。
目的意識をもって、新台を立ち回りましょう。

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