ドルアーガの塔にはペナがある

誰も書かないので、記事にすることにしました。
記事執筆後、わかりやすい解説ショート動画が発掘されたので、リンクします。
つなさん道My youtube Life Channel

先日登場した、ユニバのファミスロドルアーガの塔。
原作の世界観を意識したレトロ調な見た目と、あえてしょぼく作った液晶やドット演出に心惹かれた読者は多いはず。
実際に打ってみても、なんとも言えないクソゲー感が昭和ノスタルギーを掻き立て、収支や展開に関わらず、なぜかまた打ちたくなる独特な魅力を持った台だと思います。
低設定域の割も甘いし、それなりの一撃性もあり、かく言う私も、暇を見つけてはとりあえずワンビッグの感じで、ちょこちょこ打っています。
これがバラエティーに１台あるかないかで、余暇の過ごし方が変わる、まであるね。それくらい安定して面白い。

では、肝心の収支はというと、、、

無茶苦茶やられている（１００００回転で５万円くらい）！！
ホントに設定１でも１０１％あんのか？、、、というよりビッグが引けない。
マイスロに残ってる分だけ見ても、１０／４３００！
それに加え（貯玉）４６０枚でノーボーナスヤメ（怒ってマイスロ取らず）な分、等も含めると、実際は１／５００くらいな悪寒。

とてもひどい扱いを受けています。

愛しているのに、、、なぜ、、、
この一方通行感、、、
モテない（キモ系の）オジサンが、キャバクラでもなくガールズバーで娘くらい年の離れた女の子に貢いでる様と酷似。（？）

いや、彼らは腐っても生身の人間を相手にしてる点で上だっ。
決して笑ってはいけない。何より彼らは一時、幸せだ。

それに比べ、、、
ＢＴ全盛期に、オワコンユニバのオワコンジャンルＡ+ＡＴ機に、人知れず布施を続ける禿散らかし系の修行僧（私）は圧倒的に、、、格下っ！！
何も得られないっ！時としてガス抜きにすらならない。裏切られ（負け）続けるだけ。
まさに底辺。
安い博打に散財を繰り返す層。これは、まごうことなきジャパニーヒエラルキーの最下層、クールジャップに浮かれる輩どもの養分そのものです。

そして、彼ら（私含む）の行きつく先が、反ワク、反万博！！その最終系が右傾化！！
私はヤフコメやＳＮＳで熱くなってない分、まだ引き返すことはできそうだが、果たしてっ！！

エスパーハウスの行く末にご注目ください。

、、、
さて、冗談はここまで、上段には赤７テンパイよ。（？）
この７テンも美しいドルアーガの塔ですが、例によって、ペナルティーありますね。

？
ディスクやハイパーラッシュと違って、ＡＴがあるとはいえ、ボーナスは純ボーナスな完全ノーマル機だぞ？変則押しＯＫだろうに。
と、多くの人が思っていることでしょう。

でも、あります。
ＩＰＳ細胞とドルアーガのペナはあります。（確定）
それも結構厳しめのが。

じゃあ、それが何かというと、、、

いわゆるシングル（ＳＢ）です。

ピンとこないかな？
では、少し説明を加えましょうか。

ドルアーガの塔には、ボーナスは３種類あります。
ビッグとバケとＳＢです。
このうち、ビッグとバケは成立さえすれば、入賞まで消滅することは無く、延々と持ち越します。
一方でＳＢは成立ゲームで入賞させなければ消滅する特徴を持つ小役のようなボーナスです。
そんなボーナスあったのか～、ホント？と感じることでしょうが、それもそう。

本来ならＳＢ入賞後（の次ゲーム）は小役確率が上がり＝ジャックイン状態（役物作動）になりメダルは増えるのですが、ことＡＴ機に限っては「出玉試験対策用の出玉調整機能」としての役割があり、いわゆるゼロボとして機能します。
要するに、ＳＢを入賞させると、出玉が減るんです。

なので、「ボーナス」と表記が無いんですよね。そもそも「構成役」としての公表すらない。
こんな有様？なので、ボーナスといえど存在に気づかなくて当然です。

そして、おそらく、ＳＢ消化中はボーナス（ビッグとバケ）抽選してないと思います。
※シングルボーナス中は規定ではボーナス抽選が可能だが、無抽選にすることも可能。

と、ここまで書くと上級者の方はピンときたでしょうが、大方の読者は「上位搭載のバリバリのAT機ならまだしも、なぜほぼノーマル機のドルアーガにそんな減るボーナスが存在しているのか」と疑問に感じていることでしょう。

その理由は、繰り返しになりますが、（出玉）試験対策です。
落ちるんですよ、こんなカスATでも。

試験では、試験官（コンピュータ）は成立役を全部入賞できるエスパー力を持っており、通常時もＡＴ役（３択役）を全取得します。
要するに、実質ＡＴ状態が試験中ずっと続くわけです。
となると、ず～っとセルフ無限ＡＴ状態で微増していく中、ボーナス抽選を受け続けるわけだから、割はトンデモないことになるよね？
多分、１３５％とかになるんじゃないかな？
ＡＴの純増０，２枚で、それにボーナス分が１／３００で３００枚出る計算だと、実質純増は１，２枚。
９０００回転でちょうど万枚か。計算合うね。

なので、「まとも」に台は作れず、ペナのような「試験官を騙して割を落とす仕掛け」が必要。
それが一般的なＡＴ機ではゼロボであり、ドルアーガの塔ではシングルなんですよ。

試験官は「全役入賞させる」という規定なので、出玉試験ではシングルも全部入賞されます。
その結果、コイン持ちが落ち、またボーナス抽選も冷遇され（仮説）、最終的にきっちり割通りに収まるのでした。めでたしめでたし。

ここまでいいよね？

で、問題はここから。
あくまで、シングルは試験対策に用いられているわけで、実際のホール営業下では「打ち手は入賞させない」前提で作られています。
この点に関してはゼロボや「設定Ｌ」に近いですね。
言い換えるなら、（ＳＢを）入賞させればその分だけ損をし、想定されている割から欠損する形で最終的出玉が必然的に減ります。

こわっ！
怒りっ！

と、事実を知り、いろいろな感情が沸いてきたかもしれませんが、ひとまずは安心してください。福音があります。
普段は皆さん、左リールにチェリーを狙いますよね？
バーか７を基準にする人はほとんどでしょう。

この場合、シングルが入賞することはありません。

日ごろから、しっかりとＤＤＴ（ＫＫＫ）をこなしている品行方正で生真面目な小市民の皆さんには、ペナは無縁なのです。（福音）
ユニバは神なので、疑うことなく推奨手順を守っている信者に福音がもたらされたというわけです。（真顔）

しかしっ！！
（レバーオン時の演出的に）チェリー（の成立）が無い場面ではどうか？
もしくは変則押ししているときはどうか？（ボーナス成立後はＳＢの抽選自体やらないので、変則押しおｋ）
さらには、ＡＴ中の無演出時はどうか？

一瞬だけ、気が緩み？、非ＤＤＴで打つ段ありますよね？

そのときは、ふつーーーにシングルは入賞しますっ！！
ペナ食らいますっ！！
シングル成立確率、入賞確率は、我々が思っているよりかなり高いです！！
（おそらくシングル成立確率は１／４とか１／５ぐらいだと思う）

ちなみに、私はＡＴ中に演出が無いとチェリーが無いと思っているので、つい最近までＡＴ中はこれ見よがしに適当に押していました。楽できる～的なノリで。
その際、存分にＳＢは誤入賞していたと思います。（不信信者への神罰）

その証拠に、「減るＡＴ」を何度も経験していますっ。
ビッグで２５０枚獲得したのに、ＡＴが終わったら、なぜか２００枚を切っている、あれ。

皆さんも経験あるんじゃないですか？
これ、偶然や引き負けじゃないですよ。
ＳＢ入賞によるペナでコインが必然的に減ったんです。

断定はできませんが、ＡＴ中に連荘しにくく感じるのも、ペナが影響している可能性は高いです。

と、不安を煽りつつ、難しい説明をしてしまいましたが、対策は簡単です。

信仰を取り戻せばいいのです＝常にＤＤＴ（ＫＫＫ）で左リールにチェリーを狙い続けていれば問題ありません。気を抜いてはいけません。
ボーナス成立を察知して変則押しするときは、「ボーナス未成立」の可能性を考慮し、左リールには必ずチェリーを狙って終えるように。

おそらく、ＳＢは左（リール）ブランク、中バケ、右７上のチェリーの構成だと思います。
もしかしたら、他にも組み合わせがあるかもしれませんが、とにかく左リールブランクがらみである可能性は高いので、ブランクを止めてしまった際は、焦らず中リールに７を狙って入賞を避けましょう。
他にも中、右リールにセーフポイントはあると思うので、各リールのすべりを見ながら独自に検証するとよいでしょう。

最後に蛇足気味に補足しますが、今後このような台（ノーマルプラスＡＴ機）が出たときは、同様のペナがあるものだと仮定して、通常時はもちろん、ＡＴ中も「推奨箇所」を毎ゲーム狙って消化しましょう。

というか、メーカーはこれぐらい公表しろよなっ！！