ジャグラーの復権?

seiha-eye
ジャグラー死す!!~その3~

4月4日付け 全機種制覇の旅

友人が事故で入院。
物故じゃなくて事故で済んでよかったとは思うものの、重傷。
肩をやったらしいので、再びスロットルが違和感なく打てることを願いつつ、一日も早い回復を祈る。

Wi-Fiがなく、動画を見れず退屈してるようなので、励ます意味でも、退院するまでの数日間、記事を書く頻度を上げたいと思います。
あまり面白いことはかけないかもしれませんが、できるだけ長文で、退屈しのぎかつ、ガス抜きができる記事になるよう、がんばります。

ではさっそく。(以下本編)

たびたび記事でも書いているように、根っからのアンチジャグラーの私ですが、最近、ジャグラーを打つ機会がめっきり増えました。
まだ2025年が始まって3か月ほどしか経っていないというのに、稼働率(?)はすでに前年比200倍。体感、10年分くらいを3か月で打った感じ。
先日はドーム店でのジャグラーSPでの設定6から5へ移動事件以来、10年ぶりくらいに終日打ち切りました。

それぐらい、全くジャグラーを打ってこなかったわけですが、なぜ今更になってジャグラーを打ちだしたのか、についてから書き始めたいと思います。

まずね、面白くない。(さんざん既出)
左リールにチェリーをカバーして、タンタンタン、、、
わっ、光った。

これが嫌なの。
出目、制御はお構いなしで、光るか光らないかがすべて。
すべてレバーオン時に決まっているとはいえ、これではスロットの醍醐味である自力感が全然満たされない。
ハナビやディスクのように、狙って外れる、もしくは2リールを止めた時点で手ごたえを感じられると、あたかも自力でボーナスを引き寄せた錯覚に陥るのよね。
それが錯覚だとわかっていても、うれしい。これがスロットルよ。
これは別に出目とか滑りとかじゃなくてもいいのよ、何なら(遊技結果には直接関係しない)裏ボタンとかでもいい。
オラッ!というひと動作の結果、ボーナスを察知することが大事。

ジャグラーにはそれが無い。だから嫌い。

二つ目は、低設定域(シリーズによっては設定4も)が辛いこと。
公表値は目押しの有無が考慮されていませんが、仮にチェリー100%取得手順であっても、設定1の割は97%くらいでしょう。
ニュージャグラーに至っては、設定4でも102%あるかないか。
それでいて、設定推測は難しい。これでは構造的に勝てないよね。
普段は設定1でも102%のハナビ、ディスクを打っている身としては、あほらしくて打てない。これが正直なところ。
「その分、設定入ってる」という反論もあるでしょうが、それだと荒スマスロにも同じ理屈を当てはめることが可能で、じゃあ、その荒スマスロは勝てますか?といえば、そうではないのが現実です。
安定するとはいえ、設定1で99%、設定4で105%は欲しい。そうでないと(打ちたい気持ちを満たす以外の動機で)打つ意味自体が無い。

そして三つめが、扱いが悪いこと。
多かれ少なかれ、店による、というところはあるにせよ、6号機になりコイン持ちが上がったことで、ただでさえ安定するのに、さらに安定するようになった結果、コイン単価が落ち、結果として、店は設定を使えなくなりました。
5号機では、「バケ死」が頻発しましたが、6号機ではバケ死はほぼ起きません。
また、朝から7~800ハマるクソみたいな展開を食らっても、負ける額はせいぜい2万円。
その癖、設定6を使ったら5号機時代同様に、いや、むしろ確実に3000枚、時には6~7000枚出ちゃうってんだから、店はあほらしくて設定は使えないですよね。
低設定でバケ死(逆噴射)することもないし、高設定は確実に終日稼働するしで、ホント、踏んだり蹴ったり。
いつも書いてますが、あのジャグラー優良店キングの扱いを見れば、状況の変化は一目瞭然です。

むしろ、聞いてみたいね。
5号機時代より、ジャグラーの扱いがよくなった店がありますか?ってね。

ないっ!!

と、これだけ書いたら、「じゃあ、なぜお前(私)はジャグラーをこの期に及んで打ってんだよ!!」とつっこまれそうですが、、、
聞いてください。

これらが多少改善したから、打つようになったんです。
その解き明かしは以下の通り。

まず、面白くないという点。
これはね、ハッピージャグラーと何よりミスタージャグラーの登場でかなり改善しました。
この二機種、特にミスタージャグラーは出目と制御にかなりの工夫が見られ、ジャグラーでありながら、かなりの自力感を得られる仕様になっています。
まずハッピー。
僕は普段逆押し消化しているんですが、今のところ、チェリーが2枚になったことはありません。
5号機では、きっちり「大丈夫な方」を押していても、逆ハサミで消化すると2枚になるなど、(変則押し時は)神経を使うチェリーでしたが、それが改善されただけで、だいぶん楽ですね。
相変わらず、逆押しのチャンス出目である7中段停止時に、中リールにベルを狙ってしまうと、非テンパイ時にチェリー確定目(重複の可能性は残る)になるのが気に入りませんが、だったら逆ハサミで消化すればいいだけのこと。
でも、手が止まらんのよね、、、右を止めて一呼吸置けば済む話しなんだけど、ついつい、、、でベルをこぼす。ピエロは言わずもがな。となると、何のための逆押しだよ!となるわけですが、、、それはそれ。
ミスタージャグラーに関しては、ここであえて書く必要もないでしょう。
(中押し時)目押しが正確だと上段7停止が強すぎて、さすがに飽きは来るのですが、上中段を意識することで、適度に中段停止からもハズレ、光るのが楽しい。
忘れたころに来る目押しミスによるによるピエロこぼし確定目(ピエロ枠上停止)が、いい感じで心を揺さぶってくるのも逆に好き。

とはいえ、左リールのベルは2つある7を見分ける必要があり、ここで目押し弱者が脱落してしまう配列になってる点だけが残念。
コンドル(セレブレーション)もそうでしたが、1つのリールに2つある同色の7は直視以外で見分けることは難しく、結果それが初心者を遠ざけてしまう結果になるのはホントにもったいない。
僕も昔はそうでした。例えばハナビ(4号機)の「ハズシ」も2つあるバーが見分けられず、「赤7早め」でタイミング取ってましたしね。

いずれにせよ、個人的には、この2機種はジャグラーの単純さを打ち消し、精神的に終日実戦できるだけのゲーム性を担保しているので、積極的に打つ理由の一つになりました。
実際、ほぼミスタージャグラーしか打ってません。
ただ設置が少なく、亜種扱いなのがなあ、、、

次に二つ目の「辛さ」について
ミスタージャグラーを打っているという時点でほぼ話は終わりですが、同じ亜種であるラブリージャグラーやみんなのジャグラーがそうであって様に、ミスタージャグラーは甘いんですよね。
おそらく、設定1の割は99%くらい(小役全取得)で設定4でも104%はあると思います。
理論値(計算値?)では設定1で99,5%、設定4で105%だそうです。
(けんのスロットシミュレーション)

なので、再プレー可能であれば、理論上負けはなく、設定が入っている分だけ勝てる。
6枚交換だとやや厳しいですが、5,6枚なら設定6を使わない店であっても勝負になります。

それに、体感としても実際、甘いかと聞かれれば、やっぱり甘いと思います。
公表値である1/270でさえ引けていれば、まあ、負けないです。
マイジャグラーやファンキーと比較すると、設定6の割は2%ほど落ちるようですが、そもそも設定6は少ないので、6が辛い分、全設定域で甘いというのはむしろ強みだと思います。

最後に、設定状況について。
まだまだ5号機の全盛期に比べると、設定状況は悪いです。はっきりいって、最盛期の半分くらいじゃないかな。
しかし、辛い辛いスマスロの普及により、他の機種で利益をきっちり確保できるようになったことで、ここ数か月の間に、確実にジャグラーの配分はよくなっていると思います。
かつてはジャグラーでうっすいうっすい利益を取らなければいけなかったことを考えると、状況は一変しているといっていいでしょう。
また、多くの店で再プレーの制限がかかるようになったり、北斗の勢いが落ちてきたことで、選択肢として浮上してきたという背景もあります。
他の機種と比べ、相対的に状況はマシといえばわかりやすいですかね。

そもそも、私は、荒スマスロを軸にして勝ちを取りに行く立ち回りに懐疑的です。
となると、選択肢は北斗、モンキー、カバネリ、番長ゼロくらししかなく、これらが弱くなったら、逃げ道をジャグラーに求めるしかないのです。
そんな中、たまたま、面白くて甘いジャグラーが登場し、荒スマスロのおかげでジャグラーで抜かなくてよくなったという偶然が重なった結果、ジャグラーを日常的に打つようになったのです。

とはいえ、5の日にジャグラーを煽る店が選択肢に入ったことは大きいですし、番号が悪くてもジャグラーなら確保できるという状況はそれこそハッピー。
そんな感じで、今年1年はジャグラーを打つ機会が増えることでしょう。

過去のジャグラー死す!!の記事はこちら

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