7月3日付け 第179回 6枚交換との向き合い方
白梅町のボッタ店がリニューアルして、6枚交換になったという。
昨年末の駅前マンモスに続いて、換金率を落とし、再起をかけてきたわけですが、正直、難しいだろーなーと思います。
どちらの店も、好立地ながら稼働は無く、とてもじゃないけど持続可能ではない営業状況が久しく続いていましたから、6枚交換にして一時的に出したところで、F-1やラッキーのようにはいかないでしょう。
オワコン化してから動いたところで、6枚交換化は「延命のための最後の施策」であり、利益を確保するための更なるボッタ化と取られ、出玉の手を緩めた途端、客が飛ぶのは目に見えています。
(白梅町店は)2スロや5スロがフロアの大半を占め、イベントがガセ続ける営業にこそ本質的な問題があったわけで、換金率を変えたところで2スロがワンボックス残っている構造を見るに、大勢に変化はないでしょうね。
生き残る道があるとすれば、まずは低貸しをヤメる。そこからでしょう。
7月いっぱい(お盆まで?)は頑張ると思いますが、8月以降は低換金率を生かした更なるボッタ店となり、ほどなく、、、(以下略)
そもそも、マンモスもそうですが、コロナ前から全国的に淘汰が進んでいる「小規模な駅前型店舗」であることを合わせると、「詰めろ」に入ったと見る方が自然。
ロウソクの火は消える直前に一瞬だけ明るくなりますが、その一瞬だけを刈り取りに参戦しましょうかね。
白梅町店は、1年、早ければ半年、もって2~3年で閉店するのではないか?
そう結論づけて、今回は筆を置こう、、、と思ったのですが、まだ全然紙幅が残っているので、ここからは「換金率」について思うことを書いていきます。
では、少し昔話を、、、
かつてパチンコの換金率が悪かった時代、パチ屋では「パチンコは一に粘り、二に粘り、三四がなくて、五に頑張りとド根性」とのマイクパフォーマンスがよく流れていました。(今でも「ひげ紳士」の動画のどこかで再現を見られる)
これは決して客の稼働時間を延ばし、依存症者を増やし、最終的に絡めとるための悪質な煽りではなく、持ち玉で粘ることの重要性を説いた本質的指摘でした。
言い換えるなら、(低換金率下では)持ち玉で粘ることは勝つための伝統的な最適解であり、マイクは初心者への適切なアドバイスだったのです。
ちょっと極端な例かもしれませんが、当時(今から15年ほど前まで)のパチンコは40個交換(スロットだと8枚交換!!)が主流で、基本的には出玉で打つ分の割は100%を超える調整になっていました。
※寺町オメガの1階のパチンコフロアは、つい7~8年前までは実際にこのスタイルで営業していました。
今考えると、40個交換ってどうやって勝つの?って感じですが、それだけ回ったんですよ。
交換率が悪くても、持ち玉さえあれば、もれなく等価ボーダーを超えており、文字通り、粘れば勝てたんです。
そこをいかに折れることなく、続行できるか、これがすべてだったといっても過言ではないでしょう。
じゃあ、店はどうやって利益を上げていたかというと、その逆。
粘らない客がもたらす換金ギャップが、そのまま利益となっていたのです。
構造としては、朝から来る(来て、出玉で粘る)客は自発的サクラ(?)として利用し、利益を取らない。
でも、自発的サクラのおかげで店が出ている、繁盛店のように見えるので、夕方以降に来店する構造的養分客も集まってきて、そこで利益が取れる。
基本的に夕方からくる客は勝ちではなく、癒しや刺激、ストレス解消を主目的としているので、結果的に全員が「パチンコがもたらす利益」を享受できたというわけです。
冷静に考えると実に理想的。
パチンコが作る美しい世界、といえるね。
そうか、故安倍総理はセガサミーの会長とべったりだったが、「美しい国日本」とはパチンコが原動力であり、その再現を意図したものだったかっ!(察し)
いずれにせよ、パチンコが国民的娯楽であり、遊技人口がゆうに1000万人を超えていた時代は換金率が低かった。この事実は重い。
ではなぜ、そんな理想郷ともいえる「低換金でみんな笑顔」なサンキョーもびっくりな状況が終わったかというと、「一物一価」の取り決めのせいです。
一物一価とは、簡単な話、パチンコとスロットルの換金率を合わせろよな!というK察からのお達しです。
お達しが出た当時の換金率はパチンコが3,3円(=30個=スロット換算6枚交換)か、3円(=33個=スロット換算6,6枚交換)が主流で、スロットは等価(=パチンコ換算4円=25個交換)が主流でした。
パチンコとスロットルで結構な開きがあったんです。(前述のとおり、寺町オメガのようにパチンコが2,5円=40個=スロット換算8枚交換の店もまれにありました)
どっちに合わせるか?については、いろいろ議論はあったと思いますが、ほぼすべての店がスロットルに合わせ等価を採用。
これにより、パチンコは瞬間に回転率を失い、「とにかく回らない時代」に突入し、今に至ります。
パチンコの衰退はこのタイミングから始まった。一物一価の徹底は大きな分水嶺になった。そう断定してもいいと思います。
「パチンコ終わった」的な動画がバズり、実際、パチンコ島は縮小傾向にありますが、この流れに対策があるとしたら、一物一価を見直し、換金率を33個に戻すことだと私は強く思います。
1000円で20回らないパチンコはとにかく苦痛。デカへそなどというマヤカシはやめ、パチ屋は原点である「換金率ビジネス」で利益を取るべき。
ではスロットルはというと、、、
パチンコとは違い、持ち玉で粘れば勝てる調整で統一=全台設定3のような営業はなじみません。
全台設定234で営業の6枚交換店は確かに遊べますが、そんな店で勝負しようとはならないでしょう。
なので、どうしても、設定56と同時に設定1も使わざるを得ません。
設定1が入るといういうことは、、、そう、粘っても勝てるわけではないのです。
かといって、出玉があるのに早く見切って(交換)しまうと、換金ギャップをモロに食らうので、前出の構造的養分、そのものです。
特に、朝からフル稼働するような、強イベント日は朝一に座った台のワンチャン勝負になりやすく、ハズレだった時のダメージが等価の比ではありません。
ここがパチンコと大きく異なるところです。
意識にないでしょうが、例えば、朝一2万円使ってオハ天。この時点で設定6の望みは消えるというスマスロはけっこう多いですよね。
この場合、(「あって4」なので)普通、AT後即ヤメとなるわけですが、これは事実上の「一回交換」です。
無制限が当たり前の今、一回交換のヤバさを伝えようとしても伝わりにくいかもしれませんが、スマスロの低設定を一回交換って、とにかくヤバいのよっ!
概算値ですが、等価の場合、朝一ワンチャン狙いをすると、機種にもよりますが、低設定台を打たされた場合、平均で3000円くらいの負けになるでしょうか。
一方で、6枚交換の場合は5000円くらいになるとなると思います。
その差2000円!!同じ見切り、同じワンちゃん勝負なのに、そのギャップ!!
まずは、このヤバさを自覚しましょう。
そのうえで、当面、白梅町店はほぼフル稼働し、移動できない状況が続くことでしょう。
掴めればいいですが、掴めなかったときは、必然的にオハ天から得た出玉は漏れなく一回交換となり、マイナス期待値は我々の想定を超えるものになります。
その上、掴んだ時の期待値も下がるわけですから、いかに分の悪い勝負か?ということがなんとなくわかると思います。
もちろん、設定4以上に座り続けられるような状況であれば、その限りではないですし、実際に設定4以上の台数は極めて多いと思うので、杞憂かもしれません。
また、かなり稼働が高くてもジャグラーにはそれなりに空き台はあるでしょうから、オハ天で得た出玉はジャグラーで使えばいいという指摘もあるでしょう。
(この場合はパチンコ同様、粘ることが勝ちへの最適解)
ただ、その場合でも、例えば設定4が濃厚状況で出玉が飲まれたとき、どうするのか?
また、「冷遇」に入った場合、どうするのか?
掴めなかったときに加え、掴めたけど展開が悪いときまでを想定して臨む。これが6枚交換店で勝負する際の基本的な考え方と言えます。
難しいのよ。単純に。
結論ですが、、、
悪いことは言わない。初心者ほど、6枚交換の強イベントは避けた方がいい。
ましてや死に行く店。くれぐれも無理は禁物。
狙うなら煽りが弱めで、朝一ダメでも移動先がある日。この日が勝負!!
これが目下の白梅町での最適解です。


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