2月12日付け 第160回 ついに始まった、イベント乱立時代
去年の夏ごろでしたかね、ここ京都では「来店」どころか「実戦」までも解禁となり、目下のところイベント(広告)規制はかなり緩んでいます。
それに伴い、来店イベントの実施頻度は高まり続け、これまでは2の日や4の日などイベント空白日だった日でも、どこからしで「来店」をはじめとした何かしらのイベントをやっていて、もはや洛中にノーイベント日は存在しないのではなかろうか?
それぐらい、ここ数か月で一気にイベントは増えましたよね。
いまだに旧イベント日と呼ばれる1の日や7の日といった特定日のみを、数字やライン(メール)の背景色だけ変えて煽る保守的な店も多いですが、特日以外を「来店」等により煽る店は日を追うごとに増えてきており、目下をイベント乱立時代とみなしてもいいと思います。
店によっては、毎日煽るだけでなく、リニューアルオープンや月イチイベントをきっかけに「1週間ぶっ通し来店」的なイベントスケジュールを組む店も出てくる始末。(上賀茂オメガとかね)
そうでなくても、「野菜販売」「ポイント交換会」「屋台来店」などの出玉とは直接関係なさそうな催しを企画したり、「店長ブログ」や「リニューアルオープンから100日目」やらでグレーに煽ってくるところも目立ちます、というか多くの店がそうなってますよね。
これをイベント乱立と呼ばずして、なんと呼ぶ?
こうなった背景は単純で、打ち手のリテラシーが上がり「イベント日以外は勝てないからイベント店しか行かない」というコンセンサスが広く共有されたからと、断定してもよいでしょう。
それもそうよね。だって全然入ってないもん、通常営業日。
たま~に設定4っぽい北斗やモンキーがあるくらいで、イベント日の方が勝ちやすいのは一目瞭然。
さすがの尿分(!?)もバカらしくなるわね。
その結果、どんな「優良店」であっても、どれだけイベント日に出しても、翌日にはあれだけいた朝の並びが消え去り、終日を通して異常なくらい過疎る光景はもはや日常の光景に。
煽りの有無で500人並びが5人に減るとか、ホント、時代だな~。
もう、「常連」や「ジグマ」、なんなら「マイホ」ですら死語でしょ。マイホ(ゲラ)なんて言ってるのおっさんだけかも。
そんな、大して店なんて意識してない養分ですら日々店を変える時代、そりゃ店としては、集客のためにはイベントを組むしかないですよね。
それが徐々にエスカレートしていって、今の乱立時代になったと。
それもこれも打ち手が望んだ結果。イベントが増え、行く店も増え、狙える機会も増えた。
めでたしめでたし。
と思ったら大間違い。
なんでって、これだけ(一店舗あたりの)イベントが増えたら、(一回あたりの)イベントで出せる出玉も薄まるでしょ?
普通に考えたら、出玉力そのままに、回数や頻度が増えるわけはないよね。
だって、パチ屋も営利企業なんだから、毎日毎日出せるわけはなく、きっちり利益を取らなきゃいかん。
人件費や光熱費もかかる、台も買わなきゃいかん。
いくらイベントを増やし稼働が上がったところで、そのたびにしっかり出してたら、つぶれちゃうよね。
なので、必然的にイベントは増えれば増えるほど、1回あたりの出玉は確実に弱まります。
何なら、開き直ったガセイベントも確実に増えるよね。
実際に、すでに毎日のように誰か呼んで煽ってる北白川オメガや千本中立売ドームなんかは、いよいよガセイベントが目立ってきたし、キングなんてガセイベントしかないのでは?くらいに薄まってる。
そもそも、我々がイベントに行く理由って、普段よりも設定が入る、勝てるから行くわけよ。
で、実際、イベントを行う店側も、きっちり集客するためイベント時は「基本赤字」営業でしたよね。
月一や有名演者来店ともなると、10万枚越えの赤字ももう珍しくなくなりました。出して当たり前だった。
でも、こんな感じでイベントの回数の増加に応じてガセイベントが増えてきて、「以前のようにイベントは勝てないぞ」と客が気づきだしたらどうなるか、、、
まず、追い方が変わるだろうね。
今までなら、多少挙動が弱くても、「まだある」ともう数万円突っ込んでたところが、多少挙動が強くても出玉がついてこなかったら、もういいかなってなっちゃう客は確実に増えるだろう。
その過程で、中間設定や高設定が埋もれることで、さらにガセの印象が強くなる。
悪循環ってやつよ。
そして、そうこうしているうちに、やがて、客が飛ぶ。
実際出てないんだもん、遅かれ早かれ、客は気づき、減りますよ。
で、何が残るかというと、、、
「代理店」や「演者」にだけ金が流れるという悪夢の構造だけが残るんですよ。
ここにきて、まさかの固定費増加っ!!「広告宣伝費」という新たな金喰い虫の爆誕っ!!
今はまだ、費用対効果は高く、10万なり20万円なりかけて「演者」を呼ぶことには意味があるでしょう。
演者を呼び、イベントを行うことで、売り上げは上がり、演者代を差し引いても利益はプラス。
でも、ガセのし過ぎで、客が飛ぶとどうだろう。
20万円もの「広告費」は200人の来店客一人当たり1000円の負担になりますよ。
設定で換算すると、設定6が2台減りますよ。
じゃあ、やめますか?
いいえ、やめられません。
演者を呼ばないと、もっと人が来なくなりますからね。
ってこの流れ、どっかで見たことがあるような、、、
そう、新台よ。
買ったら買ったで、機械代すら回収できない、、、
でも、買わないと客が来ない。
結局「メーカー」や「販社」にだけ金が流れたという悪夢の構造になるんですよ。
どちらも、持続可能ならいいですよ。
「応援女子」のように、三方よし(代理店、打ち手、店)のイベントであれば、このようなジレンマには陥らないでしょう。
新台も、阿漕なフィールズとの付き合いをヤメ、まともな(?)機歴販売をやるメーカーとだけ付き合えばいいんです。デビューのように。
この代理店一人勝ちの悪夢から覚める方法はただ一つ。
少なくとも、安いんだろうけど「ガセの取材イベント」や、お前誰だよ?という謎演者を呼ぶことをやめる。
名指しで悪いが、はにてん、はあこたそ、パチ姫、パチ嬢、黒バラ萬田、るるたん、えりスロ、ぴかりーな、お前らは全員まとめて死ねっ!!
市ねじゃなくて、死ね!!!死ね!死ね!
おっと!!
画面の前のお前らは、これからもエスパーハウスの記事を読み続けたいだろ?
だったら、おかしな真似はするんじゃないぞ!
今日読んだ少しばかり暴力的な表現は自分の胸の中にそっと閉まっておくんだっ!
誰だってあるだろ?
暴言の一つや二つ、吐いちゃうこと。
それがやれ、ハラスメントだの、不適切だの、コンプラ違反だので晒上げられて、職や地位を失うばかりか、一家離散ってあまりにも厳しい。
中居くんが何したっていうのさ?
芸能人とお近づきになりたい女子アナの一人だと思って、ついついいつものノリで手出しちゃっただけでしょ?
それが全然そうじゃなかったので、謝って9000万払って、示談したんならそれでいいじゃない?
僕はよっぽど、坊主頭と倖田來未との関係の方が気になるけどね。
話がそれてしまいましたね。
なんでしたっけ、お米が高い?
違う?
石破がトランプに媚びすぎてて、ホントに日本は独立国なのか疑わしい?
え?これも違う?
じゃあなんだろ。
そうだ、イベントの真贋を見抜く重要性がここにきて高まってるよね!
という話でしたね。
って答えが出ましたな。
セオリーで言うと、一般的な店が10万枚クラスの赤字イベントを組めるのは、月に2回まで。
それプラス2~5万枚赤字のイベントが2~3回というのが、限界。
この「出玉観」を参考に、イベント連発店のガセを見抜き、徹底的に避けること。
店は店で、三方よしのイベントを行う。
手始めに、カス代理店は切って、金のかかってない応援女子オマージュイベントをはじめとした持続可能なイベントを行い、我々打ち手もそこを目掛けて通うことだね。
打ち手も賢くならないと、ホント「パチンコ終わった」になりかねんよ。
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