12月25日付け 第159回 2024年を振り返る
コラム記事が続きますが、時期的なことゆえ、お許しあれ。(AA略)
2024年も残すところあとわずか。
皆さんはどんな一年をお過ごしになったでしょうか。
そして、年間収支は??
後悔している人は、ここで一旦リセット、立ち回りとスタンスを見直し、来年こそは後悔しない1年としたいものですね。
さて、歳末ということで、恒例のクソ台良台クロスレビュー的な企画をやろうと思ったんですが、、、
例によって、今年も新台はほぼ触らずの一年となってしまい、批評できる機種はせいぜいゴッドイーターくらい。
人気を博した「かぐや様」や「とらぶるダークネス」「モンハンライズ」に触れずに何が機種レビューだよ!となるので、今年も(企画は)見送り。
代わりといってはなんですが、パチンコパチスロ業界の今年1年を振り返り、気になった出来事やトピックを「5大ニュース」として取り上げようと思います。
パチンコパチスロ5大ニュース、さっそく5位から。
5,来店バブル到来
直近に記事にしたばかりのニュースで恐縮ですが、お許しあれ。(再)
パチ屋一人負けの「来店」バブルの記事へ
あれだけ「来店系」にうるさかった京都ですが、いつの間にか来店がOKになり、今年からは「実戦」や(その模様の)動画公開も可能となり、各店舗、競うように実戦イベントを行うようになりました。
現状、費用対効果はそれなりなようですが、ガセとガチがはっきりしてきて、危ない雰囲気になってきましたね。
特にオメガ系列のガセっぷりは異常というか、頻度がおかしい。
そもそも論ですが、よっぽどの弱小ライター(?)でもない限り、来店費用は10万円を超え、50万円を超える演者も多いようで、店にとっては出玉を伴いつつ気軽に(イベント)連発するというのは、構造的に不可能。
というか、全国区の知名度を持っている演者の場合、交通費、宿代だけで、(カメラマンやマネージャーといった帯同者分も合わせ)10万円はかかるわけですから、1来店に最低20万円は絶対にかかって来る。
単純な話し、その分、売り上げが増えない限り、設定6の台数が3台減るわけだから、集客に陰りが見えてきたらおしまいよ。
かつて強かった「くうか」一味の集客力の落ち込みを見る限り、「費用対効果の低下に気づいた店からガセていく」という構造はすでに始まっている悪寒。
とはいえ、2025年も来店の数だけは高止まりを続けることでしょう。(来店イベントに並べば勝てる時代は終わる)
4,パチンコ、ラッキートリガーで高射幸化
ラッキートリガーについては、軽く記事にもしましたが、改めて書くと、「おまけ」要素だったはずのものが、なぜかメインの出玉契機になり、結果、パチンコの射幸性が跳ね上がりました。
実質初当たり確率が1/500を下回る機種も散見され、かつてのMAX機(1/400)どころか、ウルトラセブンやエヴァの初代ころのMAX(1/500)をも凌駕する状況になっています。
これがカテゴリー的に「ライトミドル」に分類されるってんだから、片腹痛い。
いつぞやの国会答弁にあった「パチンコで換金が行われているなど、、(承知していない)」に近い欺瞞とふてぶてしさを感じずにはいられないよね。
これにより、打ち手が増えればよかったのでしょうが、高まり過ぎた賭博性能に多くの打ち手はついていけず、パチンコ人口は、方々の期待を裏切る形となり、右肩下がりで急激に減っています。
そりゃ無理だよね、1回の確変が取れるまで平均で4~5万円かかるんだから、、、
来年は揺り戻し(自浄作用)が働いて、スペックダウンした機種が登場し、定着するのではないでしょうかね。
海の桜バージョン=ラッキートリガー付1/399、1500発が80%ループが出た辺りで、高射幸機時代は折り返すと思います。
3,リゼロショック!
いや~、壮絶でしたね。
スマスロリゼロ2の華々しい導入と直後の転落。
中古価格の変動を示すグラフは、まるでデキレスマスロの一撃後の冷遇のよう。
散々抱き合わせに付き合って導入した挙句、壮大にコケた番長4が、まさか悪夢の序章に過ぎなかったとはね。
リゼロ2の直接的な抱き合わせ機の「ゾンビランド」とはパチ屋のことを暗に揶揄してる?
サンキョウ<クソ台、何台買える?(?)
パチンコリゼロレンタルプランの導入以降、販売方法に疑問符が付いた大都社でしたが、肝心の「開発」もこれでは、先が思いやられますな。
鉄板ブランドの番長の看板に傷がつき、頼みのリゼロもダメとなると、、、
シェイクか!シェイクがあったか!!(ゲラ)
アミューズ店では年内持たず、すでに半分が撤去済み。
その後の入れ替えの規模の小ささを見る限り、爪痕ならぬ傷跡は相当深く、この年末年始は相当なリカバリー営業(ゲラ)となることでしょう。
2,モンキーターン5枚役出現率に特大設定差
もはや説明不要。
リセットの甘さ、激走チャージ後のタッチセリフによる設定5判別と合わせると、令和の攻略法とも言える設定差の発覚は、せっかく育った北斗に並ぶ看板機の座を引きずり下ろす、世紀の大チョンボと言えるでしょう。
詳しくはこちらの特集記事をご覧ください。
発覚後ひと月ほど経った、11月ごろからは最高設定が4となる店も多く、モンキーターンは完全に死にました。
今はまだ、設定4をありがたがる(惜しむ?)打ち手が粘着気味にへばりついていますが、それもほどなく、、、でしょう。
この際だからはっきり言いましょう。
今のモンキーターンはバカと養分しか打っていないっ!!
くれぐれも手堅くモンキーターンなんていう選択肢は捨てて、良番を無駄にするんじゃないぞっ!!
(リニューアルとか周年とかの超強イベント時は除く)
1,サンキョウ(SANKYO)グループ、パチンコスロット共に販売(導入)台数で首位
年始の時点で、番長4とリゼロ2の大コケよりも予想できなかったのは、サンキョウの覇権でしょうか。
遊技通信の記事へ
バルブレイブやからくりサーカスのヒット後とは言え、新台投入ペースの早さや通常時の退屈さから、早晩、失速すると思っていたサンキョウカスティーの勢いがまさかここまで続くとはね。
ゴジラ、マクロス、シンフォギアあたりで怪しい感じになりましたが、「かぐや様」が大ヒット。
現状、「ダンベル」も高稼働をキープしており、年明けにもヒットしそうなパチンコパチスロが控えています。
特にダンベルに関しては、不可能と思われた「目押し不要で純増約8枚」を実装しており、開発陣の強さというか抜け穴への対処のしたたかさが群を抜いていると、感じずにはいられません。
未だに「ツラヌケ」無いユニバと比較し、2025年がどっちの年になるかは明白。
それでもっ!!
4号機おじさん(私)は、最後にはパチスロメーカーのヒエラルキーのトップにユニバが君臨すると信じ、ユニバ株をナンピンし続けるのであった、、、(完)
文末になりましたが、これが年内最後の更新になるかもしれませんので、一言ご挨拶。
今年も1年、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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