ゴッドイーターをぶっ壊せっ!!

omou-eye
我思う

9月13日付け 第155回 有利切りで上位へ!台の恐怖

モンキーターンが絶好調なヤマサ社から7月に登場したスマスロゴッドイーターリザレクション。
どうやら相当な出玉性能を持っているらしく、先日、デビュー店で昼過ぎにコンプリートしてるのを見ましたよ。
方や8万円投資に手がかかりそうな台(私)の4台隣くらいで、一撃19000枚、、、
その差23000枚=約50万円って、、、

コンプリートってホントにするのね。そして、スマスロは犯罪です。保通協に通報しますた。

さて、そのゴッドイーターですが、初動はそこそこ。
導入からひと月以上が経過しましたが、即通路化した某長4や某闘士某矢に比べて、よく稼働を維持していますよね。
コンテンツの強さと合わせ、下品の域を通り越したキチガイ効果音とピカチュウフラッシュが搭載されていることからも、しばらくはもちそう。
かなり尖った出玉性を持っている台の割には、導入台数も多く、それでいてイベント時は結構早く埋まることからも、次世代のメインを担うスマスロはこれか?
と思ったので、中身をいろいろ調べてみたんですが、、、

なんですか?これは?
初当たりに全然設定差ないじゃない?(公表値ベース)
それなのに、割の差がかなり歪(いびつ)。
設定5と6では初当たりの確率分母が12しか違わないのに、割の差は5%。
一方、設定1と設定3では初当たりの確率分母が22も違うのに、割の差はわずか3%。
明らかにおかしいよね。

おそらく、AT性能が全く違うんでしょう。
設定1~3は伸びず。4はそこそこ強く、5は強い。設定6は別格。
平均獲得枚数(TY)に換算すると設定1~3は500枚、設定4は550枚、設定5は600枚、、、みたいな感じになってるんだと思います。

ただ、こうして書くと誤解を生みそう。
AT性能(期待枚数)に設定差があると書きましたが、おそらく、基本的なAT性能には差はないと思います。


差はあるのないの?
無いアルか?

ちゃんと読んでね。
おそらく(ほぼ確)、ATを引いた時点では、ATレベルや上乗せ性能的な強さに、設定差は無いと思います。
なので、単発で終わる確率もゲット500枚くらいで終わる確率もほぼ全設定共通。

でも、万一、自力で、その与えられた「公平」なATを延ばして「有利区間を切った」ときは別。
そこからの伸びに超絶設定差があるんだと思います。言うならば上位ATの突入率に特大設定差があるのでしょう。
低設定では、有利区間切りを境にATの勢いは失速し、終焉へと向かう。
逆に高設定、特に設定6では上位AT(神堕や漆黒の捕食者?)へ高確率で移行し、激伸び!!
こんな仕様だと思います。

早い話しがカラクリサーカスよ。
あの台は、「運命の一撃」でやれるのが高設定、やれないのが低設定だったよね。他はほぼ設定差なし。
未だ成功(突破)確率は非公表(最低50%)ですが、低設定だと50%、設定6だと75%くらいなんでしょう。
成功一発あたりの恩恵が1500枚はあるであろう「超CZ」の成功率がこれだけ違えば、そりゃ大きな割の差になって現れるよね!という典型的な台。
ゴッドイーターもおそらく、そう。

本題はここから。
こういった有利区間を切らない限り、出玉的にも推測的にも設定差がほとんどないって台がこれから増えてくるんじゃないかと思うんですよ。
いや、むしろ、これからといより、聖闘士星矢カスタムエディションもそんな感じだし、モンキーターン5も下手したら高設定域は有利区間切り時の青島フリーズに割を相当数持っていかれてるかもしれない。といった感じで、すでに増えてきているといっていいでしょう。

このような台が増殖する背景は以下の通り。
まず、ゴッドイーターやからくりサーカスのように、「有利区間を切ったときだけ走る」台は出玉試験を通しやすく、メーカーとしてはローリスクで台を市場に送り出せます。(ソース無し。私の推測です。)
だってそうでしょ。
試験の約15000ゲームで一度も有利区間を切らなければ即合格。万一切られても「上位」に入らなければ、(理論上)合格なんだから。
それでいて、割は限界値である115%が搭載できるばかりか、設定Lも不要で、リゼロのようなデキレも不要。北斗の拳のような冷遇すら不要です。何なら「ミミズ」を使って、119%や130%くらいの台すら開発できるはず。
「まとも」に攻めたスペックの台が多いせいか「不適合」がまた増えてきている昨今、このような検定に通りやすい仕様の採用はメーカーにとって相当なメリットになると思います。

次に、店側の目線としても、メリットは大きいです。
カラクリサーカスをイメージしてみてくださいよ。
「設定が見抜かれにくい」「基本的には投資がかかり売り上げと利益が上がる」「低設定の誤爆が減り、特に過疎店では経営が安定する」パッと思いつくだけで店長垂涎とも言うべきメリットが3つも挙げられるではありませんか!
一度客を付けさえすれば、安定的に利益を生み出してくれる、まさに貯金箱ですよ。
特に再プレーの無い換金ギャップのある店では、毎日全456でも利益出るんじゃないかな?
後は、定期的にテコ入れしつつ、日々の営業で456確を早い時間にカスタムしておけばオールオッケー!
そりゃ、100万、200万も出して、中古のカラクリサーカスを買い集めるわけだ。(ゴッドイーターも9月中旬現在120万円http://www.p-souba.com/krank_2.htm

と、このように、二者(メーカーとパチ屋)にメリットがあり、増殖が進んでいるわけですが、、、
一方、我々打ち手にしてみれば、どうなのでしょうか?

もうわかるな。こういった台の増殖は害でしかありません。
我々が貧乏クジを引かされる養分になるのです。
こういう台は(三者の内)我々が、我々だけが損をする台です!

この際だから、はっきり言いましょう。
通常時に設定差の無い台を打つことは、自分だけでなく、打ち手みんなの首を絞めることになるぞ!
具体的には、バルブレイブ、カラクリサーカス、ゴッドイーター、聖闘士星矢、とらぶるダークネス、かぐや様、等、初当たりに差が無いのに、割の差がある台です。

確かに、バルブレイブやからくりサーカスは店の利益に貢献し、その分が北斗の拳やモンキーターンの設定に回り、還元されるという見方もあるでしょう。
実際に、この1年はそうだったと思います。
しかし!!
しかし、しかし、それは、北斗の拳やモンキーターンといった「まともな台」が存在し、メインで稼働しているからこそ言えることです。
仮に、全台がカスティーやゴッドイーターだけになったらどうなる?

そうなったらもう、一億、総首吊り社会の誕生よ。
打ち手全員、死亡death!!

一定数はいい。
だが、今後本格的に増えてくると、危ないぞ!!
こういった台が増殖し、大して儲からないメインコーナーを侵食しだしたら、、、

今日、この日を境に、私はアンチピンフ、アンチジャグラーからアンチ「有利区間を切ったとき台」に乗り換えます。
ゴッドイーターを打つ奴は非国民。これはレッテル貼りではなく事実です。
健全なスロットル文化をぶち壊す弾道ミサイル、それがゴッドイーターを始めとする「有利区間を切ったとき」台の正体です。

絶対に近づかないように!!!

コメント