還元とイベントのセオリー(本編1) 5月21日付け
はいニーハオ。
「ガセイベントを見抜く方法」の二回目です。
今回からいよいよ実践編。
具体的に「事前に」「前日段階で」イベントの真贋を知る術について書いていきたいと思います。
ではさっそく、前提として構造的な部分から。
1,パチ屋が出せるのは月に2度まで
「出せる」の定義は設置台数や普段(無イベント日)の稼働、換金率、再プレーの有無等により曖昧ですが、ざっくり150台設置で、普段の稼働は2000ゲーム、換金率は5,6枚、再プレー無しの店で考えると、7~10万枚くらいが「出せる」と定義してよいでしょう。
また、新台を多く買う店や、グループ(本社)の方針で利益率を高めに設定しているところは、5万枚前後が「出せる」のラインです。
まずはめんどくさいでしょうが、アナスロやスロレポといったデータサイトで過去の店ごとの「出せる」の平均値を探ってみましょう。
と言いたいところですが、京都では店の規模がどこも150~200台程度で稼働もそこまで変わらないので、
実質等価店(アミューズ、フォーカス)=5万枚
5,6枚再プレー920枚店(ドーム、キング系列)=6~7万枚
5,6枚現金店(デビュー、ほとんどのオメガ系列)=8万枚前後
6枚現金店(F-1、駅前ディッパー)=10万枚以上
と見ておけば、問題ありません。
一般的な店では、こういった開放日は月に2度が限界で、よっぽどその月の利益がよくない限り3回を超えて設けられることは無いと考えましょう。(もちろん大型リニューアルのあった月などは例外)
すなわち、還元日が中旬までに2回あり、その他の日でも回収できてなさそうなら、月末のイベントはガセ気味になるということです。
そのうえで、重要なのは、開放日や還元具合が(店の)意図したものか、意図しなかったものなのか?です。
仮に意図した開放日が上旬と下旬に用意されていたとして、上旬にきっちり10万枚還元したと思いきや、中旬ごろに意図せず再び7~8万枚の出玉が出ちゃったら、、、
前述の通り、下旬の開放は弱くなるよね。
もしくは、下旬に向けて、通常時が弱くなり、弱イベントがガセると考えられるよね!
また、意図していたとは言え、上旬のイベントで想定の倍近く、15万枚くらい出ちゃった場合も同様。
その後しばらくは、「控えめ」になるよね。
一方で、意図した還元が続いた場合は、その月はやる気のある月と判断し、月末に「第三弾」があると期待してもいいでしょう。
意図しているかどうかの判断は、設定6の数で見ればわかりやすいです。
(設定のわかりやすい)北斗モンキーに全然それっぽいのが無いのに、荒スマスロが軒並みドガッと行ってる場合は、意図してないケースであることがほとんどです。
ということで、一つ目の結論は、「店の出せる具合を把握して、直近の出玉具合で直後のイベントの出玉を把握する」。
キングはとても分かりやすく、9日にアホみたいに出た後の10日や15日の出玉は明らかに渋いです。=ガセイベント。
逆に9日に(結果的に)不発、回収営業、になった場合は、10や15日は強いです。わかりやすいねっ!
寺町オメガもそうですね。序盤に出しすぎ、中旬の「一日店長」でさらに出ちゃった場合、月末(29日)の月一にかけて、弱イベントはガセ続けます。
2,連休中のイベント時の煽りと結果(出玉)を見る
先日の連休。
5月5日は別にしても、その前後の祝日は予想通りというか、一部の系列を除き、まあ、出てなかったよね。
「大型連休は回収」というセオリーそのものだけど、店としてもこの機会にガッツリ人を集めて、向こう100年は安泰なほど回収したいというのが本音。
そこで、店やグループの体質が見て取れる。
これは具体的に例を挙げて説明した方がわかりやすいので、京都に実在するグループ店を例に説明します。
まず、ドーム系列。
(連休中は)まああああああったく、煽ってこなかったし出てなかったよね。気持ちのいいほどの無気力。
出す気は無いっ!!だから、煽らない。
実に誠実。ドームのこういうところ好き。
ということは、どういうことか?
そう、ガセイベントに対する嫌悪感があり、出す気が無いときは無駄に煽らない系列だということがわかります。
次にキング。
ここは、、、謎に出てたね。
煽りも出玉も普段通り。
バカなのか?と思う反面、傾向として「休日であっても、設定状況は落ちない」ということと、「煽りさえあれば期待できる」ことがわかります。
店によっては、定期イベント(1の日とか5の日とか)が休日だった場合、あからさまに設定状況は悪くなる店はあります。
でも、キングはゴールデンウィークですらほぼ平常運航だったわけなので、イベントが休日でも安心というわけです。
そしてオメガ系列。
いや~煽ってたね~。連休通して各店舗ずっと煽ってたかのような印象。
でも、、、キング同様、煽った日にはきっちり出てたようです。
回収日もあったけど、その日に限って、煽りは無しとか、かなり誠実かつ、連休なのによく頑張ったといっていいでしょう。
これらな、普段の休日はもちろん、お盆もいけるんちゃうか?と思います。
いい系列だね!
といった具合にラインを見返し、アナスロで検証。
それにより、「店の煽りへの誠実さ」と「一般的に回収日とされている休日の扱い」が見て取れます。
さすがに、連休中に煽って、きっちり設定使ってきたら、それは本物よ。(特に3、4、6日)
逆に連休中に「煽って回収した店」は煽りへの誠実さが少なく、ガセイベントが多い。
また、休日は回収傾向なので、イベントがガセやすいという傾向を掴むことができます。
あえて例を挙げるとすると、、、
アミューズ!おめーだよ!!5月3日の超絶ガセだけに飽き足らず、あれだけ煽った5日、その日だけデータサイトから消えてるのなんなんだよ?おお?中国の新幹線事故で車両を埋めて隠ぺいを図ったやり方と何ら変わんねーな~!!
悪質ボッタ店つぶれろ!!
と言いたいところですが、アミューズ店は4月28日が周年で、そこから3~4日間かけて、アホほど出したので、連休本番の3~6日の悪質回収の罪は問えないよね。ノーカン。
それでも、事前の開放具合によっては、平気でガセイベントを組んでくることはしっかりと読み取れたので、出した後は要注意!!ということがわかりますね。
3,代理店イベントは他店との比較は無意味
かつて、京都で「くうか」一味が幅を利かせていたころ、大阪では「くうか」(笑)だったそうな。
すでに大阪ではガセイベントの一翼を担うオワコン媒体としての認識が広がっており、逆に京都ではまだ見ぬ「さらし屋」の上洛に沸いていたというのです。
大阪と京都で全く逆の評価だったんですよね。(今から2年ほど前のこと)
その後のくうか一味の評価はどうでしょうか?
「しえる」だの「のえる」だの量産型が沸いてきて、イベントの頻度が高まり希少性が薄まったこともあり、かつての勢いは完全に失ったと思います。
しかし、一方で、店によってはいまだに一味のメンバー来店時には300人を超える並びが発生したり、出玉も祭りになったりします。
また、「応援女子」でも同じことがいえると思います。
1年ほど前でしょうか。
応援女子には「公約」というものがあり、色(チーム)によって、その内容が違ったことを覚えている人は多いでしょう。
赤は設定56が3台並び(その塊の数は設置台数に準ずる)、青は設定56の数が10%以上、黄は店全体の「営業割」が110%(?)になるというものでした。
そして、その公約はほぼ果たされており、一時期は違う意味での「応援女子の追っかけ」で食べていたプロも多かったようです。
実際にピーク時は応援女子を呼ぶだけでどんな過疎店でも100人を超える並びが発生し、かなりのブームになりましたよね。
でも、今はどうや?
気が付いたら、イベントは公約内容とは程遠いガセ営業が目立つようになり、先日の桂店では並びが3人でした。(ホント)
頃合いを同じくして「公式」が「公約などそもそも存在しない」と厚顔無恥に開き直るなど、まさに末期。
公約がないなら、色を分ける合理性を説明しろ、バカ!!
公約の存在により、その価値を担保されていたのに、都合が悪くなったら「ネットが勝手に言い出したこと」というのは実に恥知らずで傲慢な姿勢に、さすがのゼレンスキー大統領もご立腹よ。(?)
確かにデビュー店やオメガ店では今も公約(赤に限り)がひそかに守られており、価値は維持されています。
でも、嵯峨野店や桂店、アミューズ店といった悪質なボッタ店が「打ち手の(公約への)誤解」を利用し、ガセの限りを尽くしているのも事実です。
他店の信用を利用した阿漕なカスマックス営業は今すぐやめろ!!
と、怒っても仕方ないので、まとめへ。(そんな店には行かない)
現状、代理店イベントはそのイベント名や演者その人で選ぶのではなく、実施する店の過去の傾向で選ぶようにしましょう。
くうか、応援女子来店でノータイムで店が決まる時代は終わりました。
これまでの実績がすべて。実績がある店にのみ、実績分だけ期待しましょう。
あの店の応援女子が出てたから、この店の応援女子が出るわけではないのです。
といったところで、紙幅が迫ってきました。
まだまだ続きますが、今回はここまで。次回もお楽しみに
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