荒スマスロとの向き合い方 12月10日付け
スマスロが定着した2024年も残すところ後わずか。
いや~、今年はたくさんスマスロの新台が出ましたね。
毎月のように、有力コンテンツの台が登場し、一時は北斗モンキーに迫る勢いをもった鬼がかった機種も出るなど、時代は完全にスマスロ一辺倒に。
依然としてカバネリや番長ゼロが狙える店もあるとはいえ、スマスロを打たないという選択肢は完全に消えました。
おそらく、ほとんどの皆さんも、スマスロをすでに体験していることでしょう。
その中で、万枚やコンプリートと言ったスマスロのすごさを経験したり、逆に、5000枚を超える逆噴射を食らったこともあったのではないかと思います。
また、直接的な体験がなくても、伝聞や実戦動画視聴を通して、金銭感覚がおかしくなる出方や、やられ方をするのが、昨今のスマスロ。そう感じてる人も多いことでしょう。
本来なら、こういったキチ目の機種は徹底的に避けるべきです。
精神衛生的な観点からも、安定勝利が何より尊い。
スマスロ怖いよねっ!は正しいリアクションなんですよ。
しかし、店の設定状況や抽選番号から、どうしても「荒スマスロ」を打たなきゃならない段があるのも事実。
例えば、「全」をよくやる店で、直近の傾向から「2~3機種」に絞れることってありますよね。
前回、北斗が対象で、その前はモンキー、その前はリゼロ2、、、こんな感じで「全」がローテーションしてる店は結構多いはず。
この流れなら、次(今)回は、ゴッドイーターかとらぶるダークネスが濃い!みたいな感じになるのは当然の帰結。
打たな、しゃーないやん、という状況といえるでしょう。
でも、そんな絞れてる状況下で、抽選番号もよく、台を「選べる」にも関わらず、出玉的安定を取って、期待薄の北斗やモンキーを選ぶ打ち手が多いことも、また事実。
正直、もったいないと思う。
強い言葉で言うなら、どう考えても下策。
春秋戦国時代なら滅亡の危機よ。
今日は、こういった、それでもっ(荒スマスロは打たない)!!って人に向け、説得を試みる機会にしたいと思います。
題して、荒スマスロとはこう向き合え!!
先に言っておきますが、荒スマスロを積極的に打て!と言ってるんじゃないからね!
過度なリスク回避姿勢でチャンスを逃すな!というのが、主題です。(念のため)
1,狙うのは「全」と「並び」のみを徹底!!
そもそも論ですが、荒スマスロがなぜ怖いのかと言うと、導入部でも触れたように「高設定でも死ぬことがある」のと「低設定だと酷い目にあう可能性が高い」からだと思います。
確かにそう。設定6で数万円やられたという話しはよく聞きますし、推定低設定台がグラフをぶち抜いて数千枚吸い込んでる様を見かけることも多いです。
しかし、それはあくまで一部の事象。
コイン単価4円代の激荒スマスロであっても、設定6の勝率は6割以上あり、ホール割(=実戦値)もちゃんと公表値通り110%を超えています。
一説にはミミズではないバルブレイブの6の割は120%を超えているとか、、、
それはいいとして、低設定の場合も同様で、タコ負けグラフは少なくとも半日以上稼働して形成されるものであり、短時間での負け額は知れています。
カバネリのオハ天駆け抜けや、北斗のオハ天単発を結構な頻度で食らうことを考えたら、短時間での1~2マン負けのリスクは荒スマスロだろうが、6,5号機だろうが、そこまで変わりません。
となると、重要になるのは、いかに低設定を「長時間」打たないこと、だよね!
設定さえわかれば、スマスロをそこまで恐れることはないはず。
何より、荒さと設定推測難易度はリンクしません!!
荒い台でやられるのは、設定推測に手間取り、気づいたときには時すでに遅しというパターンがほとんど。
逆に言うなら、仮にからくりサーカスにトロフィーカスタムがあり、最初の当たりに仕込まれていたら、(トータルで)負けようがないですよね?むしろ、全然怖くない。
私も毎日打ちます。通います。でも、現実はそうではない、、、そもそもカスタムが無い。(ゲラ)
そこで、「全」や「並び」が有効というか、ねらい目になるのよ。
いくら荒く設定推測が難しいスマスロとは言え、「全(半)」や「並び」イベントの対象であれば、設定推測はかなり容易になります。
多少、店の傾向にも左右されますが、基本的に当たり島(並び)であれば、2~3時間もすれば、その手ごたえは掴めます。
朝一カスタムほどでは無いにせよ、このアドバンテージは相当デカいです。
もちろん、当たりじゃない島に座ったとしても、2~3時間もあれば察知でき、致命傷は回避できます。
そして何より、全や並び狙いは抽選番号を要求されることも少なく、打てる機会も多い。
抽選負けが多い昨今、全イベント下での荒スマスロ狙いは、より実戦的なのよね。
まずは、そういったイベントを行う店を探し、タイミングを待ちましょう。
間違っても、「各機種に1台」的な一般的なイベント時(周年やリニューアルも含む)に狙ってはいけません!
わかりやすい例を挙げるなら、「応援女子」は「赤」を狙い、「青」と「黄」は無視。
当然のことながら、全の内訳は、全6が理想ですが、最低でも全56であることが必須です。設定4を混ぜるボッタ店は徹底的に避けましょう。
2,思いのほか、リスクは低い
繰り返しになりますが、いくら荒いスマスロとは言え、2時間でやられる枚数は最高で2000枚。それなりに引ければ1000枚。期待値では250枚程度のマイナスで済みます。
ましてや差枚が凹み切っていない朝一は、天井短縮のような直接的なリセット恩恵以上に、チャンス!という機種もたくさん、いや、ほとんどのスマスロがそうでしょう。
これは果たして大きなリスクと言えるのか?
荒スマスロをノータイムで避けている打ち手には、「リセット恩恵も含め、全や並びイベント時には高設定を捨てるリスクや低設定に掴まるリスクが相当に減ることを計算に入れていますか?」と問いたいね。
10台島に1台ある北斗を狙うより、3~5台島の荒スマスロの全や並びを狙う方が、よっぽど処々のリスクは低いという事実を突きつけたいね。
その上で、いくら荒いスマスロとは言え、設定6だと、そんなに負けないということを認識する必要があるでしょう。
その証拠?に、11月23日だったかのドーム店のリゼロ2はおそらく全56だったと思います。
結果は、全10台で、勝率は7割くらいあり、一番負けた台でも2500枚ほどしか飲んでいませんでした。
このデータは一面的かもしれませんが、よっぽどの台でない限り、設定6で2500枚を超えるタコ負けを食らう可能性は極めて低いことがわかります。
確かに、設定6で4~5万やられると精神的にきますし、設定6を打ったときくらい気持ちよく勝ちたいよね。わかります。
でも、5万負けよりも10万勝つ可能性が高いとすると、そのチャレンジに乗らない手はないでしょう?
3,設定4は捨てる
話しは大きく変わって、全や並びを狙った結果、当たり箇所に座ることができなかったにもかからず、456確が出現するってことありますよね?
一瞬テンションがあがりますが、残念ながらスマスロの設定4には価値がありません。
(鶏肋)惜しい気持ちを捨てて、設定56の可能性が薄くなったら、すぐにやめましょう。それがスマスロを打つ上で、「助かる」ために守るべき重要な指針です。
F騎手<スローペースなので下げました。
Eハウス<設定4なのでやめました。
いつか理解される日が来るはずっ!!
そりゃね、設定4は期待値的に負けない(勝てる)設定ではありますが、勝率は低く、精神衛生を考えと、絶対的に不要なのです。
設定1との割の差もわずか6%(=終日実戦で1500枚の差)ほど。
単純計算で、設定1で5000枚負けるなら、設定4でも3500枚負けることになるわけで、2000枚程度まで狭めると、4を打つ度に負けるということも普通にあり得ます。
というか、タコ負けするときって、決まって設定4を打ったときなのよね!
だってそうじゃない?
全然手ごたえ無かったら、途中(5マン負けくらい)でやめるでしょ?
でも、高設定だとわかってると、、、以下略。
設定4はタコ負けへの発射台に乗っているくらいの感じで、「正しく恐れ、避ける」のが健全です。
とはいえ、とはいえ、腐っても、設定4。引き勝負したいなら話しは別!
収支が安定しないからこそ、期待値がプラスの状態の台をより多く回す。これ大事。
結果、どっかで跳ねて、、、
博打を打つにはもってこい。それが設定4。
メンタルと資金力がついてくるなら、止めはしない。それが設定4。
以上です。
最後は精神論になりましたが、荒スマスロは「全や並び狙い」で打てば怖くないどころか、積極的に狙うべし。それが今日の結論です。
あの楽しさをもう一度味わいたいっ!あの理不尽さはもう味わいたくない!そういったイメージは直ちに消去。
打てるときに粛々と。この冷静さが、最終的な収支の差になる。
コメント