みんぱち、アナスロを使う上でのリテラシー 8月28日付け
かつては「サイトセブン」だけだったオンラインデータサービスは、気が付けば「ぱぴも」や「データオンライン」等々に見られるように、いろいろな媒体が提供する時代になりました。
また、ピーワールド内のサイトや店独自のサイト上から直接、データサイトへの誘導もあるなど、店側も積極的にデータ公開を行うようになり、オンラインでの出玉情報収集はもはや当たり前と言っても過言ではないでしょう。
さらに、「みんぱち」や「アナスロ」など、一次データを集約し、見やすくまとめるサイトも一般的になりました。
客側はみんぱち、アナスロを見てその日行く店を決め、店側は店側で「実績」を強調すべく、これらサイトを活用する。
現状、店側がサイトに広告料を支払うことでデータや分析記事を捏造させるような癒着は確認されておらず、中立を守っていることで、まさにウィンウィンの関係が構築されていると思います。
※僕はみんぱちはレポートの質に疑問を持っているので、全く利用していません。
それでいて、問題点はあります。
なんならミスリードがあると言ってもいいでしょう。
これら、まとめサイトや「晒し屋」たちは、確かに正確な一次データを提示し、店やイベントの良し悪しを客観的に判断しています。フェアです。
しかし、そこで評価の証拠として提示しているデータは、「総差枚」がほとんどです。
単純に店全体か、1台あたりの差枚がどの程度プラスを記録しているかどうかで、店やイベントを評価しているのです。
?
何が悪い?
と思うかもしれませんが、、、
換金率や再プレーを考慮していますか?(そのことへの言及はありますか?)
同じ差枚数であっても、換金率や再プレーの枚数、機種構成によっては、打ち手の収支(店側の利益)が大きく変わることは皆さんもご存知でしょう。
具体例を挙げると、京都の優良店として名高いF-1店(46枚貸し約56枚交換、再プレー無し、サンキョウカスティーがメイン)での平均差枚300枚、店トータル(約130台設置)で4万枚のプラス差枚は、一見して優良ですが、イベントとしては全然大したことありません。何なら店は粗利ベースで黒字です!!
※これは一例であって、F-1川端店がボッタ店だと言いたいわけではありません。
一方、目下のところ京都のボッタ店として名高いドーム店(46枚貸し約52枚交換、再プレー無制限、北斗の拳とモンキーがメイン)での平均差枚150枚、店トータル2万枚のプラス差枚は、一見してしょぼいですが、店はけっこうな赤字です。
※これも一例であって、ドーム店が隠れ優良店だと言いたいわけではありません。
単純に収支で比較すると、「出てない方」のドーム店の方が客が持ち帰った現金は多いのです。
スマスロが普及し、再プレーや換金率の持つ意味合いがより重要になった今、「差枚」で店の良し悪しを判断するのは大変危険です。
また、勝ちやすさという点では、全台設定4で平均差枚800枚を記録している店よりも、1/5で設定6で平均差枚700枚を記録している店の方が圧倒的に勝ちやすいです。
この勝ちやすさを考慮していますか?
ひいては、(データとは関係ないですが)並びの数、軍団やプロの数を考慮していますか?絞り込みの難易度を考慮していますか?
まとめサイトで一次情報を頼りに、その日一番出ていた店、少なくもトータル差枚数がプラスだった店に通い続けているのに、結果が出てない人、負けている人の原因はここにあると思います。
(差枚を)出してる店に通うことが勝ちへの近道だとするのは、ほぼ不正解です。
下のデータをご覧ください。(アナスロ)
お盆期間が含まれているためフェアなデータではありませんが、このデータを見る限り、この店が(差枚で)全く出していないボッタ店という認識を持つ人がほとんどでしょう。
しかし、個別にデータを見ると、、、(データが断片的なのはサイズの都合です。お許しあれ)
(出展 アナスロ https://ana-slo.com/)
北斗の拳に推定3~4台設定6が??(4/18)
この日の並びは50人くらいだった上、設定6と思われる台の何台かは、最後尾に近い人が抑えていた台でした。
しかも、この店は貯玉再プレー無制限、46貸し約52枚交換の店です(京都市内では最も打ち手に有利な条件)。
少なくともこのデータを見た人で、この店がボッタ店だと直感的に感じる人はいないでしょう。
全体の差枚データと比べ、全く逆の評価になる不思議!!
ちなみに、、、この店は、、、西院のドーム店ですっ!!
そして、この段に、ついでに明かしておきますね。僕ドーム犬です。
ところで、8月24日の二条デビュー(サンラッキー)店の「応援女子」には400人を超える人が集まったそうですね。
当たり前のように、軍団やセミプロも勢ぞろい。(?)
台数的にチャンスがあるのは100番以内まで。実際に勝負になるのは50番までと言ったところでしょうか。
確かに設定は入っているようですし、トータル差枚もかなりのプラスでしょうが、再プレーは使えず、設置機種の多くは投資がかかるヤバ目の台です。
どうよ?勝てる気する。
ぼくはむずかしいとおもうなあ。(棒)
結果的にドームのステマ記事となってしまいましたが、総差枚だけ見て軽い気持ちで良し悪しを判断するのはやめましょう。
特に、差枚が派手な店は客が多く集まる傾向が高く、勝ち切る難易度は必要以上に上がっています。
再プレーや換金率の重要性については前回の記事に詳しく書きましたので、改めてご一読くだされば、幸いである。
今一度考えたい再プレーの威力
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